🟦10Gbps光通信で車載カメラが進化 KDPOFがLeopard Imaging・Corningと連携発表
自動運転を支える次世代の高速・高信頼な通信インフラとして、光ファイバーを活用した車載カメラシステムが注目を集めています。

🟦 10Gbps光通信で車載カメラが進化
スペインの半導体企業KDPOFは、光ファイバーによる10Gbpsの通信を可能にする世界初の車載ビジョンシステムを発表しました。このシステムは、Leopard Imagingの高解像度カメラと、Corningの耐車載環境向け光コンポーネントによって構成されており、ADASや自動運転車の性能向上に貢献します。
KDPOFの光トランシーバー「KD7251」を搭載したLeopard Imaging製カメラ「LI-VENUS-ISX031-BASE-AU」が登場しました。
これまで一般的だった銅線通信(最大3Gbps)に比べ、最大10Gbpsまで高速化し、低遅延・ノイズ耐性に優れます。
Corningはこのシステム向けに、車載用途に最適化された専用の光ファイバーケーブルとコネクタを開発しました。
このシステムは、ADAS(先進運転支援システム)、自動運転、ドライバー監視、車内ビデオ記録など、リアルタイム性と信頼性が求められるアプリケーションに適しています。
🟦センシング技術の進化背景や理由のまとめ
近年の自動車業界では、高度なセンサーとカメラを組み合わせた「センシング技術」の進化が加速しています。これに伴い、1台あたりの通信データ量も飛躍的に増加しており、従来の銅線ではEMI(電磁干渉)や帯域の制限が課題となっていました。
KDPOFが提案する10GBASE-AUは、IEEE 802.3cz規格に準拠した車載向け光通信技術であり、ノイズに強く、かつ軽量な通信経路を提供します。競合するツイストペアや同軸ケーブルと比べ、今後の高速・高信頼通信ニーズに適応できる選択肢として期待されています。
🟦 まとめ
KDPOFが発表した車載向け10Gbps光通信システムは、Leopard ImagingとCorningとの技術連携により、より高精細・リアルタイムな映像伝送を可能にしました。
映像データやセンサ情報が飛び交う自動車内では、通信の信頼性と速度の両立が求められますね。光ファイバー化で電磁ノイズの課題は大きく改善されそうですが、電源は引き続き銅線で供給されることになるため、完全な「非金属配線化」にはまだ壁があると感じますね。
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