推し馬 フェブランシェ 〜転厩後に素質開花〜
レディスダート界から紹介するのは、550kg前後の大きな芦毛の馬体が美しい、フェブランシェ(2020年生 牝)です。
クラブの規定だと、引退間近かもしれません。それでも、記録しておきたいと思いました。
◆ キャリア
フェブランシェは2歳の7月にデビュー(5着)するも、そこから半年休養を挟みました。
2戦目は年明けになりました。
そこから2連勝と、順調にキャリアを積みました。ところが、3勝目は翌年の6月まで待つことになり、年末に大井に転厩となりました。
転厩を機に素質が開花します。転厩初戦のNAR重賞、東京シンデレラマイルを快勝。
5歳になると、NAR重賞に勝利した後、JRA馬を相手に交流重賞にも優勝しました。
秋には、BCディスタフに登録し、米国遠征しました。
しかし、現地獣医のレントゲン診察で右腕節に骨硬化像が見つかり、残念ながら出走取り消しとなりました。
◆ 姉
彼女の2つ上の姉は、重賞1勝、2023年の宝塚記念2着、凱旋門賞4着だったスルーセブンシーズです。
海外競馬が得意な家系だったかもしれず、BCディスタフ取り消しが、今更ながら残念です。
◆ 転厩
戦績を見ると、転厩を機に素質が開花しています。
姉のスルーセブンシーズも、5歳になってから活躍しています。
元々晩成型の血統なのかもしれませんが、転厩したことも好影響を及ぼしたと思います。
将来NAR転厩増加の流れを作った、パイオニア的な1頭になっているかもしれません。
【26年2月3日追記】
本日、フェブランシェの引退が発表されました。2月1日の根岸Sがラストランとなりました。
2024年末に大井に転厩してから7戦3勝。その中でも、転厩初戦となった東京シンデレラマイル(2024年12月30日@大井)は思い出深いです。
当時のNARダートクイーンだったスピーディキックの引退戦となったこのレースで、彼女からクイーンの座を継承しました。
迎えた2025年には交流重賞に優勝し、2025年のNARグランプリ4歳以上最優秀牝馬に選出されました。
スピーディキックから継承された地位の通りの走りを見せた1年間でした。
彼女の550㎏の芦毛の馬体から、産まれる仔どもたちの活躍を夢見ます。彼女の物語は未だ続きます。
