FigmaでUIデザインしている時点で、もう遅いのかもしれない
最近、Figmaを開く前に
AIに話しかけていませんか。
「この要件で管理画面を作るなら?」
「このフロー、もっと削れない?」
気づけば、ラフより先に“動くもの”が出てくる。
順番が、少し変わってきている。
分業は、合理的だった
プロダクトが複雑化して、
バックエンド
フロントエンド
UIデザイン
と役割を切った。
専門性は上がった。
でも同時に、翻訳も増えた。
要件をFigmaに翻訳し、
Figmaをコードに翻訳する。
その往復に、ずっとコストを払ってきた。
実装が軽くなると、何が残るか
AIが実装を担えるなら、
完璧に清書してから渡す工程は必須ではなくなる。
いったん動くものを作り、
そこから考える。
そのほうが速いし、正直おもしろい。
すると価値の重心がずれる。
上がるのは、
ドメイン理解
要件の構造化
何を削るかの判断
つまり、画面の“前”。
必要なのは「職種」なのか?
プロダクトに必要なのは、
実装する力
体験を設計する力
データを扱う力
これは確かに必要。
でも、それは
UIデザイナーというラベルと同義だろうか。
AIが翻訳を担うなら、
人間は境界を越えられる。
残るのは、
構造を理解し、
意思決定できる人。
これは後退か、前進か
「UIの専門性は必要だ」という声もある。
その通りだと思う。
要所のデザインは、やはり効く。
でも重心は変わる。
ピクセルを整える時間より、
構造を問い直す時間が増える。
それは、奪われる話だろうか。
むしろ。
やっと前に出られる、という感覚のほうが近い。
デザインは、
画面を作る仕事だったのか。
それとも、
構造を決める仕事だったのか。
もし後者なら。
Figmaの中にいる時間は、
これから少しずつ減っていくのかもしれない。
そのとき、
私たちはどこに立っているだろうか。
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