「生成画像映えする種田山頭火の自由律俳句」10句10枚
前回の「生成画像映えする短歌・俳句集」に載せる作品を探しているうちに、芥川龍之介の俳句の発見とともに、山頭火の自由律俳句が好みだと再確認。今回は山頭火に絞って10枚。
何が何やらみんな咲いている

何が何やら感。プリンタのカラー性能テストに使えそう。
ひとりで蚊にくはれてゐる

見てるだけでかゆくなりそう。
よびかけられてふりかへつたが落葉林

句と画風があいまって若干伊藤潤二感。
よい道がよい建物へ、焼場です

死者の視点のようだ。
ひとりの火をつくる

これからソロキャンプを始めるユーチューバーのよう。
まつすぐな道でさみしい

前回も出た「まつすぐな道」。なんとなく「道」の表現が上手なのかな。
銭がない物がない歯がない一人

ちょっとわかりにくいが左右が金と物がない室内を現わしていて、自分は屋外で座り込んでる感じか。よく見ると腕と足が融合している。
産んだまま死んでゐるかよかまきりよ

死んでいる感を出すのは難しいところ。
焼き捨てて日記の灰のこれだけか

山頭火は膨大な量の日記も書き残している。それを焼いた時の、残った灰の少なさを見た時はどんな気持ちだったか。
分け入つても分けいつても青い山

有名な句で締め。壮大な山とちっぽけな自分の対比。
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