商品数を増やしたのに売上が伸びない時に起きていること
オンラインショップで売上が伸びない時、商品を増やせば何とかなる気がします。
たしかに選択肢が多いほうが、お客様に合うものが見つかると思うからです。
私も同じことをしました。ですが、商品数を増やして逆に止まった時期があります。
その時の体験談ですが、増やすより、1つを磨くほうが前に進む時期がありました。
売上が伸びず商品を足した時期
当時の悩みは、売上が伸びないことでした。アクセスはあるのに、思ったほど売れない。
反応が薄く、何を直せば良いか分からない。
そんな時に、手っ取り早くできそうに見えたのが商品追加でした。
やったことは、商品を増やすことです。
種類を増やして、選べる幅を広げました。品数が増えれば、買ってもらえる確率も上がる。そう考えたのです。
最初は前に進んでいる気がしました。
新商品を追加すると、やることがはっきりします。
写真を撮る、説明を書く、価格を決める。
手が動くので、改善しているように感じやすいです。
増やした結果に起きたこと
変化は、思っていた方向ではありませんでした。説明が薄くなりました。
商品が増えるほど、すべての商品の説明に時間が割けなくなります。
結果として、どれも似た文章になり、差が伝わりにくくなりました。
さらに、自分の中でも主力がぼやけました。
自分が一番推したいものは何か。これが曖昧になると、発信も導線も散ります。
お客様から見ると、このお店は何が強いのかが見えにくくなります。
品数が増えたのに、反応が下がる。これはショックでした。
増やすほど良いと思っていたのに、増やしたことで弱くなっていました。
主力1つに戻したら反応が戻った
そこで私は、主力1つに戻しました。全部を捨てたわけではありません。見せ方と力の入れ方を戻しました。
主力を決めて、その商品を中心に説明と導線を整えました。
やったことはシンプルです。主力の説明を厚くする。選び方が分かるようにする。おすすめの理由を一つにまとめる。
これだけで、反応が戻りました。
この時にわかったのは、品数より伝わる力が先だということです。
選択肢があっても、どれが良いか分からないと買えません。
逆に、主力がはっきりしていると、選びやすくなります。
増やすより磨くが効く時期
もちろん、品数を増やすことが悪いわけではありません。ただ、前に進む順番があります。
とくに、はじめての設計や伸び悩みの時期は、増やすより磨くほうが効くことがあります。
磨くというのは、商品そのものを改良するだけではありません。
説明、見せ方、選び方、安心感。お客様が迷わずに決められる形に整えることです。ここが整うと、後で商品を増やす時も強くなります。
もし今、品数を増やせば売れると思っているなら、一度だけ立ち止まってみてください。
増やすより、主力を決めて磨くほうが、前に進む時期かもしれません。
今回のまとめ
売上が伸びない時、商品を増やすと前に進んだ気になりやすいです。
ただ増やすと説明が薄くなり、主力がぼやけて反応が落ちることがあります。
増やすより主力1つを磨くほうが前に進む時期もあります。
今回の30秒アクション
・今いちばん推したい商品を1つ決める
・その商品を推す理由を一言で書く
・その商品説明の最初の一文を、選びやすい言葉に直してみる
