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家族経営の会議で「顔色うかがい」をなくすためにやったこと


会議しても、いつも同じ人しか喋らない問題

会議しても、いつも同じ人しか喋らない。発言する人。黙る人。様子を見る人。

小さな家族経営の会社だと、これがけっこう起きます。

2026年は、人手不足、賃上げ、事業承継。小さな会社ほど、考えることが山ほどあります。

でも、その前に。そもそも会社の中がバラバラだったら、何を決めても進まない。

最近、うちの会社でもそれを感じていました。

同じ場所で働いているのに、見ている方向が少し違う。誰が悪いとかではなく、会社としての共通言語が足りない感じ。

そこで、週1回の全体会議を始めました。

ただ、普通に会議をしても本音は出にくい。

特に家族経営は、親族の顔色をうかがう空気が出やすい。
言いたいことがあっても、空気を読んで黙る。

これ、あるあるだと思います。

そこで取り入れたのが、ブレインストーミング会議。
通称、ブレストです。

今回のテーマはこれ。

「どんな会社にしたいか?」
「これがなかったら、うちの会社じゃないと思うものは何か?」

2026年下半期、会社全体でどこへ向かうのか。
それをみんなで考えるためにやりました。

やり方は単純です。

  1. 全員に白紙の紙を配る

  2. テーマに対して、自分の考えを8分間ひたすら書く

  3. 時間が来たら、紙を隣の人に回す

  4. 隣の人は、その意見を読みながら3分間で思いついたことを書き足す

  5. 批判はNG。否定せず、広げるだけ

  6. 出てきた紙をChatGPTで文字起こしする

  7. 重なるテーマを整理してランキング化する

  8. 5つくらいに絞り、A3用紙に印刷する

  9. 翌日、みんなで自由に投票する

正味30分くらい。

でも、かなりの量の言葉が出てきました。

普段の会議では喋らない人の考えも、紙には出る。
声の大きい人だけで決まらない。
親族の顔色を見なくても、自分の意見を書ける。

これが、思った以上によかったです。

で、うちはどうなったと思います?

出てきた言葉を整理していくと、最後に残ったのはこれでした。

「全員経営」
「みんなが“オレの会社”と思える会社」

正直、ビビりました。

最初から誰かが、きれいなスローガンを言ったわけではありません。

「言われたことだけをやる会社じゃなくしたい」
「自分たちで考えて動きたい」
「もっと自分事で関わりたい」

そういう言葉が重なって、ここに着地しました。

ああ、みんな本当は、
ただ働きに来ているだけじゃなくて、
この会社を自分たちで作っていく感覚が欲しかったんだな。

そう思いました。

会議は、ただ話す場所ではありません。

やり方を変えると、普段見えない本音が出てきます。

小さな会社ほど、一度やってみてほしいです。

ただし、ここからが本番。

「全員経営」と言うのは簡単です。
でも、本当にみんなが“自分の会社”と思えるようにするには、仕組みも評価も関わり方も変えないといけない。

そこからまた続きますけどね。

会議は、いろいろ見えてきます。
続きはまた書きます。

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