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強病原性鳥インフルエンザウイルス

STAP細胞はありますか? … 知りません。
新型コロナウイルスはありますか? …. あります。

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強病原性鳥インフルエンザウイルスH5N1

鳥の強病原性鳥インフルエンザウイルスは渡り鳥が世界中にばら撒きます。渡り鳥は10億羽以上います

ヨーロッパの野鳥における流行波

2016年に最初の流行があって、コロナ禍の2020年に2回目の大きな流行があり、2021年以降は完全に流行が収まることなく感染が拡大しています

今、世界的に流行している強病原性鳥インフルエンザウイルスはH5N1 2.3.4.4b cladeです。cladeは日本語で系統になります

ヨーロッパの野鳥でH5N1 が検出された地域

2022 年 12 月 3 日から 2023 年 3 月 1 日の期間にH5N1ウイルスが検出された場所を地図にマッピングしてあります。水鳥 waterfoul と、コロニーを作って繁殖する海鳥 colony-breeding sea bird の感染が目立って多く、地域も北海周辺の検出密度が高いです

ヨーロッパの家禽や飼育している鳥でH5N1 が検出された地域

次に、鶏、アヒルなどヨーロッパで飼育されている鳥について、2022 年 12 月 3 日から 2023 年 3 月 1 日の期間に H5N1ウイルスが検出された場所を地図にマッピングしてあります。英国、フランス、ドイツ、ポーランド、オーストリアなど広い範囲にわたって被害が出ています

Captive birdsが飼育している鳥、Poultryが家禽

世界の鳥でH5N1 が検出された地域

各国の国内の鳥と、渡り鳥を合わせて2022 年 12 月 3 日から 2023 年 3 月 1 日の期間に H5N1ウイルスが検出された場所にマッピングしてあります。日本が真っ赤です。日本の場合は、冬の間に渡り鳥としてきた大型の野鳥に感染が見られました

最近、日本の卵が高い理由はこちらです

3月2日に福岡県で24.3万羽、3月6日と12日に新潟県で合わせて100万羽以上が対象となってしまいました。今シーズンは3月24日8時で、26道府県1645万羽が殺処分となりました

もったいないから鶏を殺すな! と、言えないの?

3月23日ドイツで野生のキツネが強病原性鳥インフルエンザウイルスH5N1に感染したとニュースになりました。検査したのはドイツ国家消費者保護食品安全局 (LAVES) のブラウンシュヴァイク ハノーバー食品獣医研究所で、キツネは、ニーダー ザクセン州のショームブルク地区、ハーメルン地区、ハノーバー市、フェルデン地区で各1匹、合計 4 匹です
フランスではパリ北部で3月7日に、野生の赤キツネにH5N1 clade 2.3.4.4b が検出されています。キツネなど肉食動物は感染している鳥を食べるので感染すると言われています。食べる時に振り回すからではないか?と思いますけど、食べてはダメなことになっています
現在のところキツネからキツネへの感染は認められていません

インフルエンザウイルス感染には種の壁があります

鳥に流行しているウイルスがキツネに感染して流行するのには、種の壁があります。たまたま1匹のキツネに感染したH5N1 ウイルスが簡単に別のキツネにうつらない、ということです

鳥の強病原性鳥インフルエンザウイルスH5N1が、海の動物に感染する障壁は低い

インフルエンザウイルスには種の壁があるから、まだ人間に感染するには時間があるはずだ、と関係する科学者は願っていますが


英国のニューイングランドでは、2022 年に野鳥に 2 つの H5N1 活動の波がありました。1 つは 3 月にピークに達し、もう 1 つは 6 月に始まりました。

6 月の第2波でアザラシでの H5N1 の検出が報告され、実に 330 頭以上のアザラシが座礁し、その多くが死亡していたのです。アザラシは鳥を食べない、しかしアザラシは1頭ずつ鳥から感染したと推測され、アザラシからアザラシへの感染はないと考えられた。鳥からアザラシへ感染する種の障壁は低い

さらに英国の海ではイルカとカワウソを含む25種類の哺乳類にH5N1 ウイルスが検出されました

ペルーの海岸線で猛威をふるうH5N1 ウイルス


英国からは地球の反対側になるペルーで2022年11月から始まって現在も、3500頭以上のアシカと6万3000羽以上のペリカンが死亡しています。研究者によると、ペルーのアシカとペリカンは絶滅しかかっている。ペルーでアシカは神経症状が主体で死亡しています。アシカの感染経路ですが、アシカは鳥を食べない、しかし感染した大量のアシカは1頭ずつ鳥から感染しているようで、アシカからアシカへの感染も認められない。ここでも鳥からアシカへの種の障壁はとても低い

ペルーのペリカンは羽に色がついていて独特の種です

南アメリカ大陸では、ペルーから北上してチリへ強病原性鳥インフルエンザウイルスH5N1の流行が広がっています

米国における強病原性鳥インフルエンザウイルスH5N1


米CDCによると、すでに47州でH5N1鳥インフルエンザが検出され、 2022 年だけでも、米国の家禽産業は、ウイルスの蔓延を遅らせるために、5,000 万羽以上のニワトリ、ガチョウ、アヒル、七面鳥を殺処分しました。米国は現在世界的に流行中のH5N1 2.3.4.4b系統に対する免疫をつけることのできるワクチンの種ウイルスを持っています。先月、米農務省は、新しいワクチンの最初のものをテストすると発表しました。しかし、テストと承認にどれくらいの時間がかかるか、ワクチンをどのように投与するかは明らかではありません。米国には 20 億羽のニワトリがおり、数億羽のガチョウ、アヒル、七面鳥がいるからです

最初のグラフで示したように2016年から強病原性鳥インフルエンザウイルスH5N1に感染した鳥が検出されるようになりました。そして理由は不明です。2020年から遺伝子変異が活発化し、H5N1に感染した哺乳類の報告数が増えてきました。
ここまでの記事、決して煽る目的はありません

良い1日をお過ごしください

最後に、春になって日本に来てくれる野鳥のコアジサシの赤ちゃんです。
かわいい
コアジサシは繁殖に必要な樹木のない裸の土地が激減したせいで絶滅危惧種です





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