【古着ブームの影で】高すぎるVintage Tに疲れて集め始めた物。頑張りすぎないTシャツ
ヴィンテージTシャツの値段が、ここ数年で一気に変わった。
昔は古着屋のラックに普通に並んでいたものが、今では何十万、時には100万円を超える。
もちろんそれもカルチャーだと思う。
でも最近、自分の中で少しだけ感覚が変わってきた。
私自身、2023年頃めちゃくちゃ買い集めてた。






あの頃は
“高いから欲しい”珍しいから欲しい
だった。たしかにあの時は高いレアなTシャツばかりに目がいっていた。
それから時が経つにつれ、5.6万で買ったTシャツがあっというまに10万円台に。
なかには販売価格が30万円近くになる物もでてきた。なんかびっくりしたのと、価値があがってのが凄く嬉しかったの覚えている。
でも、なんか違う。たしかに高くてレアだけど、
そもそも他の人からみたらただのTシャツだし、
着るのにもなんか気を使うし、好きかっていわれたらよくわからないバンドTも買うようになっていたり。
そして追えば追うほどキリがなくなり、先細っていく感覚。どこまでいってもなんか満足いかない。そうこうしている内に、TVでvintage Tシャツが取り上げられると、高いレアなTシャツは次第に街中でもみかけるようになり、他人被るようになってきた。
なんかおかしい。。んーーー。。
もやもやしているなか、原宿のお店でコレをみつけて目が覚めた。


“なんかこれ、いいな”
古着好きなら知らない人がいないvintage の老舗berberjinが展開している
Straight From L.A. powered by BerBerJin でみつけたなにかのTシャツ。何が良いっていう言葉で説明するのは難しいんだけど、薄いネイビーのHanesボディーに、星、月のプリント。さらにクラックもかなりいい感じに入っていて、嬉しい両面プリント。
金額も1500円
袖裾シングル、タグの年式詳しくわからないけど90s?かな。なんだろ、もう雰囲気だよね。
それからというもの、vintage Tなんだけど、世間の人気や相場じゃなくて、自分の中の物差しや直感でいいな思えるTシャツばかり集めるようになった。
あとはレギュラーTシャツもプリントが良いものは
買うようになった。
誰もが知ってる有名作品じゃなくてもいい。
元ネタを知っている人だけが少し反応するような、
そんな距離感のTシャツが好きだ。
最近買ったレギュラーT「Paper Street Soap Co.」のTシャツもそう。
一見するとただの企業T。
でも映画を知っている人なら、たぶん少しニヤッとしてしまう。ファイトクラブで使われている石鹸のプリント。

こういう、
“説明されすぎていない服”
もかなりいいよね。わかりやすいグラフィック、いわゆるツラではない。そこがいい。
とはいえ、わかりやすいレギュラーTも買っていて、

アメリカのROUND2🇺🇸っていうお店でかった。
インスタのDMでやり取りして、2週間くらいで到着。


完全ブートのスマパンT
手刷りで刷ってる作家さん?ていうのかな。
その方のオリジナル。ビンテージよりぜんぜんかっこいい。

ダースベーダーはフリークスストア、ウータン、ゴーストバスターズもレギュラーで掘り起こしたよ。

シャツやパンツもいいよね。
ボディのやれ感とか、
少し褪色したプリントとか、
そういう偶然が重なると、新品には出せない空気になる。
その中で自分が好きって思える1着がみつかったら凄く素敵だし、本当に納得できて満足いく究極の1着だと思う。
もちろん高額なヴィンテージもかっこいいし好き。
でも最近は、
1500〜3000円前後で見つかるようなTシャツに
妙に惹かれることが増えた。
誰かが昔普通に着て、
洗って、
色が抜けて、
それでも残ってきた服。
そういう背景込みで、
古着ってやっぱり面白い。
たぶんこれからも、
相場がすごく高いTシャツより、
「なんかこれいいな」
と思えるTシャツを探し続ける気がする。
値段じゃなく、
雰囲気で選んでしまう服。
そういうものを、
これから少しずつ記録していきたい。

