【登山】瑞牆山のカンマンボロンを見に行こう

ごきげんよう。ぼくミノル。
この墓場の卒塔婆に書かれていそうなミミズの這ったような画像は梵字といいます。
インドから仏教が伝来した際にサンスクリット語で書かれた経典を著すために使われたといわれているそうです。
ということでこれはサンスクリット語のアルファベット?なのですが、これは”カンマンボロン”と発音するそうです。
カンマン:不動明王をあらわす呪文(種字)
ボロン:悪いものを払うときに叫ぶやつらしい。ボロン!!(ボロンっ)
アーメンみたいなもんでしょうか。よくわかりませんがありがたいものらしく、なんとこの文字を巨岩に刻み込んだという伝承がある山が山梨県にあります。
名を瑞牆山(2,230m)。百名山の一座です。

今回は通常紹介されている登山道から外れた、いわゆるバリエーションルートを歩くコース。とはいえ、道標もあり明瞭なルートなので、バリルート感はあまり感じない良いコースでした。

カンマンボロンはこの洞ノ岩という巨岩の裏にあります。
地図上ではこのあたり。


洞ノ岩周辺を散策していると、いかにも通れそうな隙間を発見。ご丁寧に残置ロープで行き来しやすくしてあります。
ザックを置いて、隙間をくぐってみます。

裂け目を出るとすぐに奥秩父の展望が広がります。
隠れた絶景スポットです。
そしてすぐ後ろを振り向くと一見不気味なオブジェが姿を現します。

この不自然な形に岩がえぐられているのがカンマンボロン。削れた形が冒頭の梵字に似ているから、とのこと。確かに自然にできたにしては特徴的な刻まれ方をしていますが、これカンマンボロンって読めるのかなあ。(風化して崩れているのもあるのかもしれませんが。)
伝承によれば、瑞牆山は大昔にかの空海がここを崇拝されるべき霊山とするために訪れたとのこと。結局霊山にはならなかったけど、この地にカンマンボロンの字を掘ったといわれています。
カンマンボロンから眺める秩父の山塊、確かに広大でここで修行したら透き通るような心持ちになるのもなんとなく理解できる気がします。
神聖さよりもなんでこんな隠しステージみたいなとこにこんなものを。。。という不気味さのほうが勝ってしまいました。
ファミコンのマリオの1-2のワープ土管を見つけちゃったときみたいな気持ち悪さを覚えちゃったよ。

カンマンボロンより更に視線を上げるとこれまた立派なルーフ。
さすがはクライミングの盛んな瑞牆山。
このカンマンボロンにもクライミングルートも設定されているらしい。
・・・のですが、もう長いこと登られていないらしく、何かのレポートで読んだのですが、ルート上には鳥の糞が堆積して粉塵上の層が溜まりに溜まっているらしい。
そんなところに手を付けて登りたくないなあ・・・。
ひとしきりカンマンボロンをバックに写真を撮ったりして楽しんだら山頂へ。

山頂に到着。ちょっと雲出てるけど展望は良好でした。
やはり人気の山だけあって山頂は満員御礼。
座るスペースはなかなかありませんでしたが隙間を縫って休憩を取りました。

下山したころには瑞牆山の全容が見えるくらい雲が晴れていました。

瑞牆山駐車場の近場にはみずがき食事処。クライマーご用達らしいです。

鹿の他人丼?なるものをいただきました。ただ鹿肉を親子丼みたいに卵でとじただけ。シンプルだけど美味い!ゴーヤの漬物も苦みを感じずおいしくいただきました。
カンマンボロンのようなバリエーションルートを通らずとも地図にあるような一般登山道を行けば簡単な瑞牆山。空海も訪れたとされるこの山を皆さんも攻略してみてください。
そんだけ。
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