見出し画像

スパイスは辛くない?

~日本人が知らない「香り」の世界へ~

ドラゴンスパイス研究所 スパイスの世界 第2話


「スパイスって、辛いんでしょ?」

ドラゴンスパイスを販売していると、よくそんな言葉を耳にします。

確かに、日本ではそう思っている人が多いかもしれません。

でも実は、それは大きな誤解です。

世界には数百種類ものスパイスがありますが、辛味を持つものはほんの一部。

本当の魅力は、**「香り」**にあります。

今回は、スパイスの世界へ一歩踏み込んで、「香り」のお話をしてみたいと思います。


スパイス=辛い?

ちょっと考えてみてください。

シナモン。

ナツメグ。

クローブ。

カルダモン。

バニラ。

これらは辛いでしょうか?

答えは、「いいえ」。

どれも特徴的な香りを持っていますが、辛さはほとんどありません。

それでも、立派なスパイスです。

つまり、「スパイス=辛い」という考え方は、日本人が持ちやすいイメージであって、世界共通ではありません。


なぜ日本人は、そう思うのでしょう?

理由は、日本の食文化にあります。

昔から私たちが親しんできた薬味には、

わさび。

山椒。

しょうが。

七味唐辛子。

など、刺激のあるものが多くあります。

そのため、「香辛料=辛いもの」という印象が自然と定着したのでしょう。

一方、ヨーロッパでは、

ローズマリー。

タイム。

オレガノ。

バジル。

シナモン。

カルダモン。

料理を引き立てる「香り」が大切にされてきました。

文化が違えば、スパイスの役割も変わるのです。


私たちは「香り」を食べている

風邪をひいて鼻が詰まると、料理の味が分かりにくくなった経験はありませんか?

実は、「美味しい」と感じる要素の多くは、香りによるものです。

鼻から抜ける香り。

口の中で広がる香り。

その香りが、料理の印象を大きく変えています。

だから、一流の料理人ほど「香り」を大切にするのです。


ブラックペッパーの魅力は「辛さ」ではない

ブラックペッパーというと、「ピリッと辛い」というイメージがあります。

もちろん、それも特徴です。

でも、本当の魅力は、その奥にある豊かな香り。

ステーキ。

目玉焼き。

サラダ。

パスタ。

ほんの少し振るだけで、料理全体の印象が変わります。

それは辛くするためではありません。

香りを加えるためなのです。


スパイスは、料理を難しくしない

「スパイスって、なんだか難しそう。」

そう感じている方も多いと思います。

でも実際は、その逆です。

まずはブラックペッパーだけでもいい。

シナモンをトーストに振ってみるだけでもいい。

いつもの料理に、ほんの少し香りを足してみる。

それだけで、料理は驚くほど表情を変えます。

スパイスは、料理上級者だけのものではありません。

誰でも今日から楽しめるものなのです。


私がブレンドで一番大切にしていること

ドラゴンスパイスを作るとき、私が一番大切にしているのは、「辛さ」ではありません。

香りです。

袋を開けた瞬間。

料理に振りかけた瞬間。

そして、一口食べた瞬間。

「いい香りだな。」

そう感じてもらえることを一番大切にしています。

20種類以上のスパイスとハーブを組み合わせているのも、その香りの重なりを楽しんでいただきたいからです。

辛さは脇役。

主役は、香り。

それが、ドラゴンスパイス研究所の考え方です。


おわりに

「スパイス=辛い。」

もし今日までそう思っていたなら、この機会に少しだけ見方を変えてみてください。

スパイスは、香りを楽しむもの。

そう思うだけで、スーパーのスパイス売り場が少し違って見えてくるはずです。

料理は、味だけではありません。

香りもまた、大切なごちそうです。


次回予告

第3話

スパイスとハーブは何が違う?

同じ植物なのに、「スパイス」と呼ばれたり、「ハーブ」と呼ばれたり…。

実は、そこには意外と知られていない違いがあります。

次回は、スパイス初心者の方にも分かりやすく、その違いをご紹介します。


ドラゴンスパイス研究所

📷 Instagram
https://www.instagram.com/dragonspice.jp

🔗 Lit.Link
https://lit.link/trydragon


料理の仕上げに、魔法のひとふり。

ドラゴンスパイス研究所では、スパイスの歴史や文化、毎日の料理がもっと楽しくなる情報を発信しています。


#ドラゴンスパイス研究所 #ドラゴンスパイス #スパイス #ハーブ #香り #料理好き #食文化 #スパイス初心者 #note #歴史

いいなと思ったら応援しよう!