わが子が泣き止まない夜に泣きたかった私へ
ねえ、20年前の私。
あのころ、私は育休中で、はじめての育児に毎日おびえてた。
かよわくて小さなその命を前に、
「私がちゃんとしないと、この子の命は守れない」って、ずっと不安だった。
何も知らない。何もわからない。
だから泣かせちゃだめだって思って、ずっと抱いてた。
おろすと泣くから、昼も夜も、腕の中だった。
何回も何回も、狭い家の中を抱っこして歩いた。
疲れていても、腕が痛くても、
「やっと寝てくれた」って思っておろしたらまた泣いて、
もう諦めて、抱っこしたままソファで一緒に寝た夜もあった。
夜中、少しでも泣いたら私はすぐに目が覚めた。
「自分がやらなきゃ、この子は守れない」
それだけだった。
それが、私の役割なんだって思ってた。
泣き声に慣れていなかった私は、すぐに飛び起きて、
部屋の中を、抱っこしたまま歩いてた。
あの時間は、静かで、さみしくて、でも鮮明に覚えてる。
私は、「この子のためなら、腕がちぎれても抱っこしていたい」って思ってた。
二人目のときも、やっぱり同じ気持ちだった。
そして今。
二人とも、起こしてもなかなか起きないくらい、寝るのが大好きな子どもたちに育ってる。
もちろん、もう「寝かしつけ」なんて必要ない。
布団に入って「おやすみ」って言って、自分で眠っていく。
子どもの成長って、過ぎてみると本当にあっという間。
「もっとこうしたら楽だったのに」って思うこともある。
育児リテラシーが今くらいあれば、もうちょっと肩の力抜けてたかもしれないな。
でも、それでも思う。
私はがんばった。
ちゃんと向き合って、ちゃんと抱っこして、ちゃんと愛した。
だから、安心して。
今、立派に育ってる。
育児はだれからも褒められることはない。
でも、がんばった私に花丸をあげたい。
あの夜たちは、もう戻らない。
大変だったけど、宝物だった。
そう思える日が、ちゃんと来たよ。
だから、あのころの私へ。
今日も泣かれた?
寝かしつけ、失敗した?
部屋の中で泣きたい気持ちになった?
大丈夫。
あなたは、ちゃんとやってる。
明日もやるんだよね。えらいよ。
ほんと、えらい!
いつかふっと楽になる日が来る。
そのとき、今日のあなたの頑張りは、ぜんぶ愛だったってわかるから。
その愛は、子どもたちにちゃんと届いてるからね。
おやすみなさい
追伸
同じように寝かしつけに悩んでいるママがいたら知ってほしい
赤ちゃん自身に自分で眠ることができるように育てる方法を。
Dr. Aya Lab.
