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現場日報を入力するだけで利益と給与が見える。建設DX最新アプリ「DANDORI帳」βテスト開始

この記事は、建築・土木の一人親方や協力会社で働く人、そして複数現場の管理に頭を悩ませている経営者向けです。毎日の手作業から解放され、経営判断に必要な数字を自動で可視化するアプリが登場しました。

複数現場を抱えると「利益が見えない」のはなぜか

建設業の現場で働く職人や親方にとって、日々の業務は現場をこなすことで精一杯です。しかし経営者として直面する課題は別にあります。どの工事が本当に儲かっているのか、従業員の給与はいくらになるのか、経費管理はどうするか──こうした数字が見えにくいままになっているケースが業界全体に蔓延しています。

手書きの日報や手計算での給与管理では、複数現場を抱えた瞬間に破綻を来します。気づかぬうちに利益を見落としたり、給与計算でミスしたり、経費の把握が曖昧になったり。こうした「見える化の欠落」が、建設業の経営課題として長年指摘されてきました。

このニーズに応えるべく開発されたのが、**DANDORI帳(段取り帳)**です。コンセプトはシンプル。毎日の現場日報を入力するだけで、工事ごとの利益と従業員給与が自動で集計される仕組みです。

「ユーザー満足に徹底的にこだわる」姿勢が生まれた理由

DANDORI帳の最大の特徴は、開発過程にあります。このアプリを作ったクライアントは、現場の声を一つひとつ拾い、「実際に使う職人・親方が本当にラクになるか」だけを判断基準に、細部まで妥協せず作り込んできました。単なる機能追加ではなく、使う側の負担がどこまで減るかを軸に設計されているのです。

なぜこうした姿勢が貫かれたのか。それは建設業の現場が、IT化の恩恵を十分に受けられていない業界だからです。複雑な工程管理、多様な働き方、高い安全基準。こうした特性が、汎用的なソフトウェアでは対応しきれない課題を生み出していました。だからこそ、本気で現場に向き合うクライアントの手によって、DANDORI帳は生まれたのです。

日報入力から給与計算まで──主要機能3つ

1. 現場日報の自動集計で「どの現場が儲かるか」が一目瞭然

毎日の現場日報をアプリに入力すると、その日の作業内容と実績がデータ化され、工事原価と売上から利益が自動で算出されます。月末に複数現場の利益を一覧で確認できるため、「あ、この現場は思ったより利益率が低いな」という経営判断の気づきが得られます。

従来は月末に手計算で集計していた工程が、自動化によって数分で完結するようになります。

2. 従業員給与の自動計算で事務作業が激減

従業員の月勤務日数と給与単価をシステムに登録すれば、月給が自動計算されます。出勤簿の作成も同時に自動生成されるため、給与計算に伴う事務負担が大幅に削減されます。複数名の従業員を抱える親方にとって、これまで数時間かかっていた業務が分単位で終わります。

3. 領収書をカメラで撮るだけ──経費管理のOCR読み取り

経費管理では、領収書をスマートフォンのカメラで撮影すると、アプリが自動でOCR読み取りします。手書きで金額や項目を入力する手間がなくなり、経費の把握精度も向上します。

現在はβテスト中であり、見積書・注文請書の作成機能は今後実装予定となっています。

どんな人におすすめか──役立ち方を5つのパターンで解説

①複数現場を同時進行する協力会社
現場ごとの採算性を月単位で把握できるため、次期の受注判断や工程調整に活きます。

②従業員を5名以上抱える一人親方
給与計算と出勤管理が自動化されることで、毎月の事務時間が数時間削減できます。実際の金額削減より時間の確保が価値です。

③法人化を検討中の個人事業主
法人化すると会社としての利益管理と従業員給与の管理が複雑になります。DANDORI帳で数字が見えることで、法人化後の経営不安が軽減されます。

近年スタッフを増やした現場管理者
給与の出し間違いやシステムの二重管理で悩んでいる場合、統一的なデータベースで解決できます。

経営判断に必要な情報不足を感じている親方
現場ごとの利益率、従業員の稼働実績、経費の季節変動──こうした情報が一目で見えるようになります。

注意点と活用の前提──「数字が見える」だけではない

ここで重要な注意点があります。DANDORI帳は経営を自動で最適化するツールではありません。 数字が見えるようになっても、それをどう経営判断に活かすかは、親方自身の判断と決断にかかっています。

例えば、「この現場は利益率が低い」という情報は見えるようになりますが、なぜ低いのか(人員配置か、工程設計か、単価交渉か)を分析し、改善策を実行するのは人間です。ツールはあくまで判断の材料を提供する役割に留まります。

また、個人事業主から法人化を検討する段階では、税務や労務の複雑性が一気に増します。DANDORI帳で現場の数字が見えるようになっても、法人化のタイミングや要否は事業規模や利益によって大きく異なります。税理士や社会保険労務士といった専門家への相談を並行して進めることを強く推奨します。

βテスト段階だからこそ──率直なフィードバックが最も大事

DANDORI帳は現在、建築・土木の現場で無料でβテスト中です。この段階における最大の価値は、実際の現場で使う職人・親方からの率直なフィードバックを得ることにあります。

開発チームは、使いにくい部分や欲しい機能についての意見を本気で求めています。「この操作が直感的ではない」「こんな集計機能が欲しい」といった率直な声が、アプリの完成度を高める最大のドライバーになるのです。

今日からできる3ステップ

ステップ1: βテスト版にアクセスして概要を把握する
DANDORI帳の公式サイトにアクセスし、アプリのUI(ユーザーインターフェース)を確認します。5分程度で全体像が理解できます。

ステップ2: 現場日報を3日分入力してみる
実際の現場データを3日分入力し、利益や給与がどのように自動計算されるかを確認します。手作業との違いを実感することで、導入のメリットが明確になります。

ステップ3: 感想や改善要望を開発チームに伝える
使ってみて「ここが使いにくい」「こんな機能が欲しい」という感想があれば、躊躇なく開発チームに教えてください。βテストだからこそ、この声が最も価値があります。

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法人化を視野に入れている方は、会社設立そのものの手続きに必要な定款や登記書類をマネーフォワード クラウド会社設立で無料作成できます。現場管理はDANDORI帳、会社設立の書類作成はマネーフォワードという組み合わせで、職人が本業に集中できる体制が整います。ただし法人化のタイミングや要否は、事業規模や利益で個人差があるため、判断は税理士等の専門家にも相談することをお勧めします。


動画でも解説しています

▶ この記事の動画版(60秒): https://www.youtube.com/shorts/VCoGkOs78No
▶ 詳しく解説(5分): https://youtu.be/fYuCxqGWC38

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