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北海道、生存旅。泊まる場所がない。しかも鹿。

昨日は色々本気できつかった。

「道の駅 しかべ間歇泉公園」を出て、あいだに2つ道の駅へ寄りスタンプを押して、
「噴火パノラマパーク」へ向かった。

この辺りは生活インフラが弱い。
お財布に優しいディスカウント系スーパーがほぼないのだ。

だから、買い物しやすい南雲町方面まで進むことにした。
そこには、昔道の駅だったらしい(本当かよ)「噴火パノラマパーク」があり、車中泊もできるとCopilotが自信満々に言ったからだ。

前日には「無料足湯」があると言われて探したが、実際は間歇泉公園の入園料が必要だった。(詳細は前の記事で)

前日に騙されていたにもかかわらず、今回も信じてしまった。
この後、大変な思いをすることになるのだが。

いざ着いてみると、18時で閉門と書いてある。

「ここで車中泊できるって言ったじゃん!」

一つ前の道の駅で泊まらず、ここまで進んだ結果がこれだ。

前の道の駅へ戻りたくはない。
ここまで来てしまったのだ。
何km無駄になると思っているのだ。

かと言って、次の道の駅は80キロ先。

お金はないが、時間だけはある。
だからこそ、1日に何十キロも走るのではなく、ゆっくり少しずつ進むつもりだった。

しかも夕方、スーパーで総菜の見切り品を買う予定だったのに、
買いに行ったらここへ戻れない。
かと言って、このまま停まっていていいのかも分からない。

そう、小心者なのだ。
注意されることが苦手なのだ。
そうは見えないとよく言われるが。

どちらにせよ、食べるものがないのでスーパーへ向かうことにした。
お腹が空いて震えそうだった。

この旅に出るまで存在を知らなかった、イオン系列のスーパー「マックスバリュ」へ行ってみた。

なんとカツカレーが320円。

「これしかないっ!」

夕方まで待たずに即買いし、78円で安売りされていたシュークリームも、迷った末に2つ購入した。

後でレシートを確認すると、今回の旅で入れたイオンアプリのクーポンで、5%引き、さらに5%引き。

カツカレーは最終的に289円になっていた。

「助かるっ!」

スーパー内でレンチンをして、車内で早速食べる。

愛犬たちには申し訳ないが、先に食べさせてもらった。
本気でやばい状態だったから。

久しぶりの温かいご飯に、記憶にないくらい久々のカツカレー。

「生き返る~」

カツカレーを一気に食べ、シュークリームもぺろりだった。

すぐに愛犬達にもご飯を用意し、
さて、今夜泊まる場所はどうしたものかと考える。

今の私には収入がない。
だから車中泊旅でも、有料駐車場やRVパークにお金は使えない。
その分、食費に回したい。

なので、無料で停められる場所を探しながら移動している。

そのスーパーの駐車場はかなり広い。
「端なら大丈夫なのでは?」

とりあえず夕方まで端で待機していたのだが、
やっぱりお腹の調子が良くない。

「痛い……」

本調子でないところに、カツカレーとシュークリームを一気に食べたものだから、胃が痛くなってしまった。

「マジで痛い」

ロキソニンを飲み、
「お願い、側にいて~」と、姉犬をお腹あたりで抱きしめながら仮眠した。
暖めてほしかったのだ。

暗くなるころには、多少痛みは引いていた。

周りを見てみると、車はほとんどいない。
やはりここで車中泊をする人はいないのだろう。

困った。
どうしたものか。

このお腹の状態では、トイレがないと不安。
公園は暗い。

そもそも、同じように車中泊している人がいないと怖い。

80km先の道の駅への移動も考えたが、
夜は鹿が出るからやめたほうがいいとAIにたしなめられた。

ヒグマじゃなくて、鹿?

いきなり道路に現れるらしい。
しかも1頭ではなく、群れで。

「こわっ」

暗い夜道で、急に目が2つ光って気付くことが多いらしい。
しかも北海道のエゾシカ、角が恐ろしくでかい。

「怖すぎるっ」

私の車は軽バンだ。
体当たりでもされようものなら、ひっくり返るのではないか。

そんな話を聞いたら、夜に移動する気は完全になくなった。

結局、スーパー近くの駐車場が広いローソンで、仮眠をさせていただくことにした。

たぶん従業員の方が停めていると思われる車の隅へ寄せて停車したが、
寝ている間に注意されたらどうしようとヒヤヒヤしていたので、眠りは浅かった。

しかも、北海道へ渡ってから体調不良が続いているうえに、連日の寝不足。
落ち着いて寝床を整える気力もなく、荷物も中途半端な状態のまま横になった。

足も伸ばせない。
いつも以上に寒い。

「辛っ……」

そんな状態で眠ったせいか、早朝、妹犬に起こされた時にはまったく寝た気がしなかった。

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