真浦港近くの藤棚の下で 7.23
家島の玄関口である真浦港近くに藤棚がある。5月には美しい花を咲かせ、地域の人の憩いの場となっている。この藤棚であるが、相当な歴史がありそうである。その理由として、立派な幹が見られるからだ。まるで生きているかのような幹からは、自然の偉大さと、どんな潮風にも負けずに生き抜いてきた力強さを感じる。また、どっしりとしているその様は島の人たちを見守ってくれる安心感にもつながる。
この藤棚であるが、実は最高の安息地であることが分かった。ある暑い夏の昼下がり。休むところを求めて彷徨っていると、藤のつるが優しく揺れていた。ちょうど風の通り道であるらしく、そよ風が心地よく吹き抜けていく。空調設備がいらない自然の休憩所。藤棚が遮光カーテンの役割を果たしていて、ひんやりとした温度を保ってくれているようだ。
藤棚。暑い時はまた行ってみよう。そして島の風を感じてみよう。
また島のお気に入りの場所が増えそうである。

