【エッセイ】305号室で暮らしてみれば #4 犬を連れた男との攻防|一人暮らし女子の日常事件簿
こんにちは!けまるけです。
今回は女性の一人暮らしの防犯について。
現在一人暮らしをされている女性のみなさま、
普段どのような防犯対策を取っていらっしゃいますか?
まずはわたしがとあるマンションの305号室に住んでいた時に実際にあったお話をご紹介します。
🏢🧍🐕
その日わたしは夕方に仕事が終わり家路についた。
自宅の最寄駅に着いた頃には夜に。
あたりはすっかり暗くなっていた。
駅から夜道を10分ほど歩き、わたしの住むマンションまであと5メートルほどのところで、わたしはしば犬を連れて散歩をしている中年の男性とすれ違った。
一見、一日の終わりに見る、飼い主とワンちゃんの微笑ましい光景。
しかし、その男性とすれ違った瞬間、なんとも言えない不安感に襲われた。
別に何をされたわけでもない。
けれど何となくイヤな予感がする。
こういう時の感覚は大体当たっている。
わたしは急いでマンションの入り口から階段を上がり、周囲を確認しながら部屋に入った。
夜なので部屋は真っ暗。
しかし、わたしは部屋の電気をつけず、暗闇の中窓際に向かい、そっとカーテンの隙間から窓の外を見た。
わたしの住むマンションは車が30台ほど停められる大きい駐車場に面しており、窓はその駐車場を向いている。
わたしは駐車場に視線を落とした。
駐車場の中央に先ほどの犬を連れた男性が立ち、マンションを見ていた。
わたしのイヤな予感は的中した。
男性は横長のマンションを右へ左へ大きく視線をやり、その姿はどの部屋に灯りがつくのか確認しているようだった。
マンションは3階建て、ひとつの階に7部屋を有す計21戸で構成されている。
階段の踊り場の部分は外から見えるので、わたしが3階に登ったこともおそらく見ていたかもしれない。
男性は、部屋の灯りがつくことでわたしがどの部屋の住人なのか確認しようとしている。
そう確信した。
ここからわたしと男性との暗闇での静かな攻防が始まる。
わたしは息を潜めて男性の様子をうかがう。
男性もどの部屋に灯りがつくかを探し続ける。
じりじりとそのまま時が流れた。
そして5分ほど経った頃だったかと思う。
男性は犬を連れて駐車場から出て行った。
よし!わたしの勝ちだ!!
いや待て。喜ぶのは早い。
ヤツは必ず戻ってくるはずだ!
そう確信したわたしは、部屋の灯りをつけず、そのままカーテンの隙間から駐車場を確認し続けた。
5分ほど経った頃だっただろうか。
男性は犬を連れて戻ってきた。
よし!来たぞ来たぞ!
思ったとおりだ!
わたしは自分の判断にサムズアップした。
男性はどこの部屋に灯りがついたのか確認すべく、マンションを見上げながら駐車場をウロウロしている。
犬も男性について同じ場所を行ったり来たり。
主人の悪事に付き合わされて犬もいい迷惑だ。
かわいそうに。
飼い主を選べない犬に想いをはせながら、わたしは監視を続けた。
また5分ほど経った頃だろうか。
男性は再び犬を連れて駐車場をあとにした。
よし!またわたしの勝ちだ!!
でもまだまだ油断できない。
次また男性が戻ってきたら警察に通報しよう!
わたしは灯りをつけず、暗闇の中カーテンの隙間から、そのままずっと駐車場を監視した。
さながら刑事の張り込みだ。
あんぱんと牛乳でも誰かに差し入れてもらいたい気分だ。
その後20分ほど駐車場を監視し続けたが、男性は戻ってこなかった。
家に着いてから30分以上経過し、わたしはついに部屋の灯りをつけたのだった。
🏢💡🌙
男性は犬を連れて散歩を装いターゲットを探し、女性を油断させようという狙いがあったとわたしは考えました。
そして犬を連れていればウロウロしていても周辺住人にも怪しまれない。
実に計画的で常習性のある行動だと判断できます。
以下はわたしが一人暮らしの時の防犯対策として行っていたことです。
ネット、テレビ番組、本からの情報を参考に、また親の意見も参考に実践していました。
もし「これいいかも!」と思ったら、一人暮らしの女性のみなさまも参考にしていただけたらと思います。
・部屋のドアを閉める際は周りを確認する
・部屋に入ってもすぐに電気をつけない
・ドアの覗き穴を塞ぐ(マグネット、マスキングテープ等)
・サムターンを回されないようにカバーをつける
・ドアにチェーンをかける
・ピッキングされにくい鍵に変更する(管理会社や大家さんに要相談)
・洗濯物は部屋干し
・遮光カーテンにする
・表札をつけない
・部屋番号のプレートに謎の記号や数字が書かれていたら消す
・郵便物はポストに溜めない
・ポストに鍵がない場合は鍵をつける
・ポストに名前を書かない
・個人情報が書かれている郵便物はそのまま捨てない
…などです。
以上の対策について、自身のエピソードを交えて今後305号室シリーズで詳しく解説していくこともあるかと思いますので、今後も引き続き読んでいただけましたら幸いです。
ご覧いただきありがとうございました!
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