見出し画像

「結果は出してるのに給料は増えない」を越える7つの突破口 ─研究職5年目が2年かけて実践した全記録─

「結果は出してる。でも給料は増えない。(…なんで?)」

2ヶ月ほど前、この違和感の"正体"を書いた記事に、想像以上の反響をいただきました。

今回はその続きです。正体の、その先。
「じゃあ、どう越えるのか」の話を深掘りします。
(違和感の"正体"については、この記事の無料部分で簡単に説明します。)

私は関西のBtoB化学メーカーで働く、研究開発5年目の理系女子です。この2年、転職・副業・社内異動という3つの出口を前に、調べて、動いて、失敗して、また動いてきました。

この記事は、その全記録です。


この記事が役に立つ方・向いていない方

(この章では、あなたがこの記事を読むべきかどうかが分かります。)

役に立つのは、この3タイプの方です。

  • 研究職・技術職3〜8年目で、「頑張りが評価に反映されていない」と感じている方

  • 転職・副業・社内異動、どこから手を付ければいいか整理したい方

  • これから研究開発職を目指す学生・若手で、入社後に何が待つか「地図」を先に持っておきたい方

逆に、向いていない方もはっきり書いておきます。

  • 楽して年収を上げる方法を探している方(そんな魔法はこの記事にありません)

  • すでに転職先を決めていて、あとは実行だけの方

  • 華々しい成功譚を読みたい方。私はまだ、道の途中です。

最後の1つだけ補足させてください。「まだ成功していない人の記事に、お金を払う価値あるの?」と思われたかもしれません。私も同じことを考えました。

でも、頂上からの景色を語る記事はたくさんあるのに、「5合目で何に迷い、どう判断したか」を歩いている最中に書いた記事は、ほとんど見つからなかったんです。

だから、書くことにしました。


技術職が評価されない「専門性の壁」の正体

(この章では、前回記事の要点=壁の正体3つを3分で振り返ります。)

前回の記事で書いた「専門性の壁」の正体は、3つでした。

壁①:「仕事の評価」と「給与の評価」が、別の軸で動いている。

私の場合、テーマ担当者への月2万円の追加支給は「一定年数が経過しないと支給されない」規定で、とっくに同じ仕事をしているのに給与は変わりませんでした。残業代は研究手当として固定。主任に昇進しても、上がるのは月5,000円。

壁②:評価のものさしが、自分の想定と違う場所にある。

評価者が見ているのは「研究や技術の深さ」だけではありませんでした。じゃあ、何を見ているのか。
──ここが、今回の記事の出発点になります。

壁③:動けないのは意志が弱いからではなく、選択肢と情報が足りていないから。

この3つ、心当たりはありませんか?

正体が分かっても、越え方はまた別の問題です。私はここから2年、遠回りしながら「越え方」を探しました。


業界のプロが集まる会場で聞いた、「評価される人」のたった1つの条件

(この章では、この記事の核になった"ある証言"の存在をお話しします。)

転職の情報収集のため、私は業界団体のセミナーと懇親会に参加しました。ホテルの広い会場、参加者はほぼ30代以上。20代の私は完全に場違いで、グラスを持つ手が小刻みに震えていたのを覚えています。

それでも勇気を振り絞って話しかけた結果、大手知財部門の部門長や執行役員、人事権を持つ部長クラスなど、7人の"重鎮"と話すことができました。

驚いたのは、皆さんが口を揃えて、同じ条件を挙げたことです。

資格ではありませんでした。実務経験の年数でも、論文の数でもありませんでした。ある執行役員の方は「その条件を満たす人なら、実務経験が不足していてもぜひ欲しい」とまで言い切りました。

その条件が何だったのか。そして、その条件を満たすために私が実際に何をしてきたのか。
──これが、この後の有料部でお話しする「7つの突破口」の背骨になっています。


私が何者か ─2年かけて社長を動かした研究職5年目─

(この章では、この記事を書いている私の実績と、まだできていないことを正直に書きます。)

改めまして、Official510です。

  • 関西のBtoB化学メーカー・研究開発5年目

  • 市場調査→原料調達→試作→特許出願→客先販売まで、一人で担当(試作は200回超)

  • 入社2年目で新規テーマを立ち上げ、3年目からは顧客と二人三脚で先端素材を開発

  • 4年目で特許1件を出願(若手一人での出願は社内で前例なし。競合調査から請求項・明細書の大枠まで独学で作成)

  • 「新技術アレルギー」だった社長に2年がかりでプレゼンを続け、AIツールの全社導入を動かした

  • 経営戦略に強い企業知財への転職を目指し、知的財産管理技能検定2級を受験

  • さらにTOEIC800点を目指し勉強中

  • noteで理系キャリアを発信中

一方で、できていないこともあります。転職はまだ準備中。副業収入はまだ月数千円。エベレスト登頂者ではなく、富士山を今まさに登っている途中の人間です。その「途中」だからこそ書ける解像度で、この先を書きました。


7つの突破口 ─全体マップ─

(この章では、有料部で扱う7つの中身を、目次として一覧します。)

有料部の構成はこの7つです。1つの突破口につき、
「考え方の型 → 私の実体験 → 今日やる1アクション」の順で書いています。

<先読みの声 ─公開前に、周囲の専門職の方々に読んでいただきました─>

▶ 生物系専門職・3年目

日々の仕事以外で、実力アップのために何ができるのか。それがさまざまな角度から書かれていて、非常に勉強になりました。
まず考え方を学び、その上で具体的な行動に落とし込む、という流れがスムーズにできる記事です。

▶ メーカー技術職30年以上・採用面接の経験あり

採用面接をしてきた立場から読みました。企業が本当に見ているポイントが的確に書かれていて、私が中途採用で見てきたものと一致します。
長く戦ううえで大事なことにも触れられていて、若手にこそ勧めたい内容でした。

▶ IT企業経営者・採用経験あり

評価されない社員としての苦悩を見事に乗り越え、自ら道を切り開いた気づきが、直球で描かれていました。
実学実践、これに勝るものはありません。同じく悩んでいる方におすすめします。


価格について ─この記事は、値上げしません─

(この章では、価格の考え方を先にお約束します。)

この記事は¥1,480です。そして、今後内容を追記しても、値上げはしません。

「今だけ価格」で焦らせるのではなく、必要な人が、必要になったタイミングで、同じ価格で読める状態にしておきたいからです。壁にぶつかるタイミングは、人それぞれなので。

それでは、本編へどうぞ。

ここから先は

7,511字 / 2画像

¥ 1,480

Amazon Payで支払うと最大2%還元のチャンス! 9/30まで

この記事が参加している募集

記事が役に立ったら、チップで応援いただけると嬉しいです! いただいたチップは次のコンテンツのための「研究費」として大切に使わせていただきます🧪