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【自作】あると超便利な食品粗熱取り機のすすめ

料理をしていると、わりと色々な場面で「粗熱を取る」という工程が発生します。

例えば、


・サラダ用のマカロニ
・サラダ用の野菜(ブロッコリーやアスパラ、ほうれん草など)
・ポテトサラダのじゃがいも
・ゆでたまご
・佃煮などの保存食
・余ったカレー(冷蔵用)
・冷凍用のご飯
・お弁当
・ゼラチンを溶かした固まる前のゼリー
・クッキーやケーキの焼き上がり後


などなど。
急いでいるのになかなか冷めてくれなかったりしてもどかしくなりますよね。

しかし……!

これらの食品を爆速で冷ますことのできる道具が、超簡単に、しかもリーズナブルなお値段で作れちゃうのです!

それがこちらの「食品粗熱冷まし機」です。↓

冷凍用ご飯冷まし中

なんという意識の低い見た目でしょう。

ですがこの見た目に騙されてはいけません。

折りたたみラックにUSBファンを輪ゴムで固定しただけのこのシンプルな構造物が、今まで待っていた数十分の時間がバカみたいに思えるほどの実力を秘めているのです。

見れば分かるとは思いますが、一応作り方をご紹介します。

■ 材料

・USBファン(2連が望ましい) 1個
・キッチン用折りたたみラック(USBファンが収まる幅) 1枚
・太い輪ゴム 2本
・USBアダプター 1個

ファンは12cmです

■ 作り方

1. 折りたたみラックの上にUSBファンを載せ、輪ゴムでUSBファンを固定する。

風向きを間違えないように注意してください。下向きです。
ファンとラックがシンデレラフィット✨


はい、できました!簡単すぎますね!


キッチンラックは昔ダイソーに売っていたもので今は取り扱いが無いみたいですが、似たようなラックがいくらでもあるのでファンに合った大きさであればお好みのもので大丈夫です。

USBファンは1つよりも2連のものの方がより風が当たる範囲が広くなるので良いと思います。

私が使っているのはタイムリーというところのビッグファン(BIGFAN120U-STEREO、1,500円くらい)という製品ですが、USBでもかなり風量があるのでおすすめです。

ただ、これはスイッチがないので直接コンセントの抜き差しでON/OFFすることになります。

スイッチや風量調節機能がある似たような製品もあるのでそちらの方が便利かもしれません。

■ 使い方

冒頭で挙げた例の他にも、様々な食材を冷ますことができます。

冷凍用のゆで野菜
ポップコーン


食品をすのこや網に載せて下に隙間を作ったり、冷却プレートなどの他のグッズと組み合わせたりすることでより効果が高まりそうです。

また、冷却だけでなく食器や水筒などの乾燥にも使えると思います。

■ 効果のほどは?

きちんとデータとして測ったことはないので私の主観的な印象しか書けないのですが、ただ単に放置しているよりはほぼ確実に半分以下〜数分の一の時間で冷ますことができます。

以下は実際に体験している使用例です。

料理をよくする方ならなんとなく効果をイメージしていただけるのではないかと思います。

・冷凍用の容器に入れたご飯……約30分
放置だと冷凍庫に入れられるまで冷めるのに1時間以上はかかっていました。

・フライパンで蒸し焼きにしたブロッコリー……数分
フライパンから皿に移して粗熱取り機の下に置き、他の野菜を切っている間にサラダに加えられるほど完全に冷めています。

・レンジで下茹でしたもやし……数分
レンジから出してザルに上げ、粗熱取り機の下へ。麺を茹でたり他の具材を切っている間に冷やし中華にトッピングできるほど冷めています。

・南蛮漬け用の漬け汁……数分
一煮立ちさせた漬け汁をボウルに入れ、粗熱取り機の下へ。具材を切ったり揚げたりしている間に完全に冷めています。

■ 衛生面で問題は?

ここである疑問を抱く方もいらっしゃると思います。

それは「ファンの風で空気中の埃や雑菌が食品に吹き付けられることになるのではないか?」という問題です。

私も正直同じことを考えたので、以前ChatGPTに相談してみたことがあります。

ChatGPTより引用


菌の増殖を抑制するには、風による埃や細菌のリスクよりも、食品の温度を早く下げることの方が重要、との見解でした。

しかしChatGPTさんはそれまでの会話の流れで私に忖度して回答しているかもしれないので、この記事の作成にあたり、念のため他のAIのClaudeにも聞いてみました。

Claudeより引用


ChatGPTとほぼ同じ見解でした。

また、不織布などのフィルターをつけるのはリスク軽減に有効かどうかも聞いたら、埃除けにはなるという点である程度は効果はありそうでした。

私は(面倒なので)やっていませんが、気になる方は輪ゴムとファンの間にフィルターをつけるのが良さそうです。

■ 余談(作ったきっかけ)

以前コーヒー豆の焙煎にはまっていた時に、豆を冷ますためにこれと似たようなものを作ったのがきっかけでした。

ファンを使った焙煎豆の急冷専用の商品があるのですが、安いものでも1万円近くするのでなかなか手が届かず、とりあえず自分で作ってみることにしたのです。

完成したものは見た目は不恰好でしたがそこそこの性能で、私は風が物を冷やす力って意外とすごいんだなあと実感しました。

これは他の食品にも使えそうだと思って作ったのがこの粗熱取り機でした。

コーヒー豆用のはチャフ(焙煎の時に出る豆の薄皮)が飛び散らないようにファンで吸引する方式(豆→ザル→ファン)になっていましたが、逆の方が汎用性が高いので風を吹き付ける方式(ファン→食品)にしています。

風を送るだけなら扇風機や小型のサーキュレーター等でも良いのですが、この粗熱取り機は至近距離で真上から送風できる点と、折りたたんでコンパクトに仕舞える点が便利だと思います。

探してみると同じようなタイプの商品が既に販売されているようですが、やっぱりお値段がちょっと……という方は自作してみてはいかがでしょうか。

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