剛体みたいな面してさ。 【詩】
今日は相変わらず今日で、
僕は相も変わらず僕で、
君はきっと変わらず君だ。
慣性に則ったような、
未完成な今。
惰性に乗っ取られたような、
未完成な今。
地球に引きずられながら、
大気に圧されながら、
空気抵抗に押されながら、
始まる今日。
僕は剛体だと仮定して、
挑んでみる。
だけれど、
毎日が不測の事態だ。
今日も、
塑性域なんて、
まるでないように見せる。
今日も、
不快を当てつけられたら、
弾性域ではじき返す。
過不足なく、
力で応えてやろう。
そのために、
内に力を蓄えているんだろう。
バランスボールで、
調整役みたいな面して、
顔色伺って、
エクササイズやってるような連中は、
今日ぐらいは放置。
明日に、
砲丸でも投げて、
めり込ませてやろう。
そうやって、
こっちのバランスもとらなくちゃ。
高みを決めてる顔を、
少しぐらい凹ませても、
どうせ相も変わらず、
バランスに固執してればいいさ。
