息子とポケモンSVでみつけた宝物の話⑤
第5話:宝物ってなんだろう
レジェンドルートの物語
ポケモンSVの中で、一番印象に残ったストーリーがあります。
それが、レジェンドルートでした。
そして、その先に続く「ザ・ホームウェイ」も含めて、
一つの物語として強く印象に残っています。
ペパーと一緒に、ヌシポケモンを追いかけていく物語。
最初はそこから始まりました。
最初は少し距離があった
最初に会ったときのペパーは、
正直、少しとっつきにくい印象でした。
どこか壁があって、あまり人を寄せ付けない感じ。
必要なことだけ話して、あとは距離を取るような雰囲気。
でも、ストーリーを進めていくうちに、
少しずつその理由が見えてきます。
本当に大事にしていたもの
ペパーがやっていたことは、
強くなるためでも、勝つためでもなく、
ただ一つのためでした。
大切な存在を、助けるため。
その気持ちだけで、ここまでやってきた。
そう思うと、見え方が一気に変わりました。
知ってしまった事実
物語の終盤で、
ペパーはある事実を知ります。
ずっと離れていた親が、
すでに亡くなっていたということ。
それは、簡単に受け止められるものではないと思います。
そしてもう一つ、印象に残っていることがあります。
実際に会った博士は、AIでした。
本物の博士は、すでに亡くなっていた。
それだけでも十分に重い事実ですが、
それ以上に感じたことがありました。
本来であれば、「楽園防衛システム」としての役割を果たすだけでいいはずの存在。
それなのに、
そのAIの中には、ペパーを想う気持ちのようなものが残っていました。
機能として必要だったのかは分かりません。
でも、
それでも残っていた。
それが、すごく印象に残っています。
それでも残ったもの
でも、そのときペパーのそばには、
ネモやボタン、そして主人公がいました。
失ったものは戻らない。
でも、その代わりに、
そばにいる存在があった。
宝物は、何か一つに決まっているものじゃない。
なくなってしまうものもある。
でも、その中で新しく増えていくものもある。
そんなふうに思いました。
息子と一緒に見たシーン
その場面を、家族で見ていました。
正直、自分は言葉が出ませんでした。
ふと、
自分が博士で、息子がペパーだったら、と想像してしまったんです。
もし自分がいなくなったあと、
息子が同じような思いをするのだとしたら。
そこまで考えてしまって、
少しだけ苦しくなりました。
親として思ったこと
子どもは、いつか大きくなっていく。
自分の知らないところで、
いろんなことを経験していく。
その中で、
何を大切に思うのか。
誰を大切に思うのか。
それは、きっと自分では決められない。
でも、
その中に少しでも、
自分が関われていたらいいなと思いました。
宝物ってなんだろう
ストーリーの中で出てきた「宝物」という言葉。
最初は、何か特別なもののことだと思っていました。
でも、最後まで見て思ったのは、
宝物って、
もっと身近なものなんじゃないかということでした。
特別なものじゃなくていい。
すごいものじゃなくていい。
ただ、
「大切に思える存在」があること。
そして、
それが少しずつ増えていくこと。
それが、宝物なんだと思います。
失ったものは戻らない。
でも、
それでもずっと宝物であることは、
変わらないんだと思います。
次回予告
次回は、「チームで動くこと」について書こうと思います。
スターダストストリートの話。
一人ではなく、誰かと一緒に進むことの意味についてです。
