ナフサ危機・第2幕
同じホルムズ封鎖が、上下流で正反対の決算を生んだ
2026年5月14日、住友化学・水戸信彰社長が会見でこう言った。
「お金を出せばなんとか確保はできる。問題は、どのくらいの価格で確保できるのか」
短い発言や。
しかしこの一言で、ホルムズ封鎖開始(2/28)から約2か月半続いた化学業界の危機対応は、明確に第2フェーズに入った。
5/12-14の3日間、化学・元売各社が決算を開示した。
そこに浮かび上がったのは、9社のエチレン能力格差と、「上流と下流の格差」という構造――決算という最も冷酷な形式で可視化された構造やな。
1. 住化はなぜ「6月まで」なのか
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