「なんで早く食糧危機こねーんだよ」とキレそうなあなたへ──備蓄が心を蝕む本当の理由
収入が少ないながら貯金を取り崩しつつ1年分ほど備蓄して水耕栽培もやっているのですが、家族も知り合いも馬鹿にして無駄遣いするなと笑う人ばかりで悔しくて仕方ない日々がずっと続いています。最近はだいぶ病んできて「早くあいつらが大慌てして私を見返す時がくればいいのに!」と邪な事を思ってしまうようになり、ホルムズ海峡の交渉が進んだりナフサ価格が下がったりといったポジティブなニュースに触れても喜ぶどころか「なんで早く食糧危機こねーんだよ!」とブチギレそうになります。本当は何事もなく戦争が終わってインフレが終息するのが何よりというのはわかっていますが、全部が無駄になって嘲笑されながら賞味期限切れかけの備蓄を食べる時が来るのが一番恐ろしいというのが正直な所です。もし何事も起こらなかったらと考えたら怖くて仕方なくて、Xで四六時中ネガティブなニュースを探し回らないと気が狂いそうです。こんな状態なのでいい加減備蓄する量を減らした方がいいのかもしれませんが、備蓄していないと不安で仕方ありません。かといってなけなしの貯金が減っていくのもそれはそれで辛いです。 焦りや憎悪を捨て去り、冷静に危機に備えつつ「何事もないのが一番だ」といえるような穏やさを持つにはどのような心構えが必要でしょうか。
まず事実確認から。
ホルムズ海峡、封鎖されました。
あなたは「デマに踊らされた側」ではなく、リスクを先に見た側です。
判断は間違っていませんでした。
そのうえで。あなたの苦しさの正体は備蓄の量ではなく、備蓄が「保険」から「賭け」に変わったことです。
保険と賭けの違いは一つだけ。
保険は何も起きないのが最良の結果で、賭けは当たらないと損になる。
火災保険に入った人は「早く火事が来ないと保険料が無駄になる」とは思いません。
あなたの備蓄が賭けに変わったきっかけは、周囲に笑われたことです。
笑われた瞬間、備蓄に勝ち負けが接続された。
見返したい相手は危機ではなく家族で、危機はその手段になった。
だから停戦ニュースに苛立つ。
ポジションを持ったトレーダーが逆行するチャートに苛立つのと同じ構造で、性格の問題ではありません。
ただこの賭けは、危機が来れば生活が壊れ、来なければ自尊心が壊れる。
どちらでも負けます。
降り方は3つ。心構えではなく構造変更です。
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