預金封鎖も財産税も、実在した。だからこそ危機で家を買ってはいけない
都内で夫婦2人で賃貸暮らししてます。不動産は負債になりうると思い、購入にずっと興味がありませんでした。しかしインフレ税や預金封鎖、財産税などの可能性を考慮すると、購入したほうがいいのかと思いはじめています。ローンや修繕費、固定資産税などの住宅関連費を手取り収入の20〜25%に抑えることを前提とすれば、購入に動いたほうがいいのでしょうか。
「インフレも、預金封鎖も、財産税も怖い。だから家を買おうと思う」
この動機で買うと、あなたは危機が本当に来たとき、いちばん最初に「売る側」にまわります。
気持ちは分かります。同じことを考えている人は、たぶん多い。
だから今回は、感情ではなく、史実と数字で答えます。なぜ「逆」なのか。
① インフレ対策としては、買う論理はあります。ただし条件付きです。
固定金利のローンは、インフレで実質的に目減りする負債。 物価が上がるほど、借金の重みは軽くなる。家そのものは実物資産。 ここは確かに、購入に傾く話です。
ただし、この「目減り益」が手に入るのは、2つの条件が続く限りです。
ひとつ、あなたの収入が途切れないこと。
ふたつ、途中で売却を強いられないこと。
インフレ「かつ成長」なら、両方は保たれやすい。
でも、あなたが恐れているのはスタグフレーションや危機の側です。
そこでは、収入も、売らずに持ち続ける自由も、両方が崩れる。
買う論理は本物です。
でもそれは、あなたが怖がっている世界が来ない限りで、本物なのです。
② 封鎖・財産税対策としては、不向きです。これは史実が言っています。
ここから先は
3,173字
この記事のみ
¥
300
Amazon Payで支払うと最大2%還元のチャンス! 9/30まで
この記事は noteマネー にピックアップされました
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?

