安達結希くん事件・逮捕 死体遺棄が意味する次の問い
4月16日午前0時32分、京都府警亀岡署で安達優季容疑者(37)が逮捕された。
死体遺棄容疑。結希くん(11)の遺体を、3月23日朝から4月13日午後4時45分までの間、山林のほか市内某所に運び込んで隠匿し、遺棄したとされる。
「私のやったことに間違いありません」
容疑を認めた。
逮捕が確定したこと
この連載は第1回から一貫して「事実の記録」として書いてきた。松本サリン事件の河野義行さんを繰り返し引いて、逮捕前の断定を慎んできた。
逮捕された今、確定した事実を整理する。
安達優季容疑者は結希くんの戸籍上の養父だ。母親が昨年再婚し、養子縁組していた。府警への虐待に関する相談はなかったとされる。
15日の家宅捜索後、任意同行で事情を聴いたところ関与を認める供述をした。翌16日未明、逮捕に踏み切った。
「学校近くで降ろした」という当初の説明は、遺体を遺棄したという自供と正面から矛盾する。降ろしたのであれば、遺体の所在を知るはずがない。この矛盾は捜査において決定的な意味を持つ。「当初の説明が虚偽だった」と認定されれば、3月23日朝の時点から何が起きていたかを再構築する根拠になる。結希くんが「学校に向かった」という前提そのものが崩れる。
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