枝野幸男「広報がミスリード」の衝撃〜原発政策の矛盾はアーカイブが許さない〜
2026年1月19日、中道改革連合が基本政策を発表した。原発再稼働を条件付きで容認する内容に対し、立憲民主党時代の「原発ゼロ」との矛盾を指摘する声がXで広がった。
枝野氏の発言
まず枝野氏がXに投稿した。
「立憲民主党が、例外なくすべての原発再稼働に反対という政策を決めたことはないと思います」

256万回以上表示された。
しかし即座に2019年7月18日の立憲民主党公式ポストが発掘される。
「立憲民主党は、原発ゼロを実現します。原発再稼働は認めません」
枝野氏本人の写真付きだ。添付画像には「再稼働を認めず原発ゼロを目指します」の文字。

さらに枝野代表時代にまとめられた「原発ゼロ基本法案」の骨子にも、「原発の再稼働はせず」と明記されていた。この法案は「法施行後5年以内に全原発の廃炉を決定する」という踏み込んだ内容だった。
約20時間の沈黙、そして「広報のせい」
証拠を突きつけられた枝野氏は沈黙した。翌20日午前8時26分、こう投稿した。
「ミスリードする広報物が存在したこと、深くお詫び申し上げます」

党首として承認した公式発信を「広報のミスリード」と片付けた。当時の支持者は何を信じて投票したのか。
Xでは批判が相次いだ。
「ガッツリあなた方の政党のアカウントで『再稼働反対』って言ってんのにミスリードじゃないでしょ」
「その広報物を作ったのは誰で、配布を決めたのは誰ですか?」
「政権を取る前から『やっぱりウソでしたw』となるのはすごい」
2018年の国会質問で枝野氏自身が「原発ゼロを決断することこそが政治の責任」と発言した動画も掘り起こされた。広報物どころか、本人の国会発言である。
伏線はあった
実は1ヶ月前、枝野氏の姿勢に変化が見えていた。2025年12月20日の講演で「古い原子炉を廃炉にして、リプレースして最新鋭にした方が安全性は高まる。それはありかもしれないなと最近ちょっと思っている」と発言していた。
今回の「広報ミスリード」発言は突発的なものではない。軟化の流れの中にあった。
綱領から消えた「原発ゼロ」
立憲民主党の綱領には「原発ゼロ社会を一日も早く実現する」と明記されている。しかし中道改革連合の綱領からは「原発ゼロ」の文言が消えた。
「再稼働は認めない」と「条件付きで再稼働を認める」は明らかに異なる。
「ないと思います」という曖昧な言い回しで逃げようとしたが、党公式アカウント、公式画像、法案骨子、国会発言と複数の証拠が瞬時に並べられた。デジタルアーカイブの時代に、過去の発言を「なかったこと」にする危機管理は通用しない。
中道改革連合の船出早々、立憲支持層からは失望の声が上がっているだろう。
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