救急車は「映えスポット」ではない〜優里の搬送騒動に思うこと〜
救急車は「映えスポット」ではない
人気シンガーの優里さんがクリスマスイブに生牡蠣の食あたりで救急搬送され、その様子をYouTubeに投稿した。サムネイルは救急車内で撮影した写真。

正直に言う。怒りを覚えた。
生牡蠣1個で救急車を呼ぶのか
症状は嘔吐と下痢。典型的なノロウイルスか腸炎ビブリオによる食中毒だろう。辛いのは間違いない。だが基本的な対応は「出すものを出して、脱水に気をつけながら安静にする」こと。
救急車を呼ぶべき食中毒とは、意識レベルが下がっている、血便や吐血がある、激しい腹痛で動けない、高熱が続く、尿が出ないほど脱水が進んでいる——そういう状態を指す。
動画を撮影できる余裕があるなら、該当しない可能性が高い。タクシーで夜間救急を受診すれば済む話だった。
救急隊員の本音
ある救急救命士がSNSにこう書いていた。
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