「辞書を引く」から「AIを操る」へ - 時代が求めるスキルシフトと10年後の世界
時代時代によって勉強や仕事に必要なスキルは変わってくるものです。
僕が学生の頃、英語や国語を勉強するときに必要なスキルと言えば、皆さんもそうだったと思いますが、辞書をいかに早く引くかというスキルでした。
僕は辞書を引くのがめちゃくちゃ早かったんですけど、その後電子辞書が登場しました。最初はかなり高価だったと思いますが、これがめちゃくちゃ便利で、あっという間に学生の間で広まってしまいました。
結局、辞書を引くスキルのアドバンテージはなくなったわけですけど、唯一残っていたアドバンテージは、資料持ち込み試験では辞書は使っていいが、電子辞書は使ってはいけないということぐらいでした。
その後そういった試験もなくなり、電子辞書は普通に使われるようになりました。
医学辞典入りで6万円というのが最も高価だったかと思います。
そして時代が変わり、何でもインターネットで調べられるようになりました。
ここで求められるスキルは、インターネットから情報をいかに早く、正確に、そして騙されずに得るかということになりました。
これも僕は得意で、普通の人よりもアドバンテージがあったと思います。
そして現在、必要なスキルがまた変わりつつあります。
これからはAIをいかに操るかというスキルが求められるようになります。
AIにいかに良いプロンプトを書くか、これが必要とされるのです。
AIの活用方法を考える中で、僕自身もAIを操るスキルを現在身につけようともがいております。
AIにはまだまだ問題点もありますが、今後改善されていくことは明らかです。
AIにはそれぞれ得意な分野があるので、分野ごとに使い分け、それぞれのAIに適した質問をすることが重要です。
プロンプトをいかに書くかと言うのは、今後必須のスキルになります。
僕らはもうおじさんなんですが、それでも仕事でも使えますからね。
昔は論文を読むのに10分や15分かかっていたのが、今はAIにPDFを読み込ませて「日本語で要約して」と言えば、30秒で要約が出来上がってしまいます。
これは仕事時間の短縮に非常に役立ちますが、その分若い医師は論文を読む力がなくなってきています。ただ、その力が今後発揮されることはないかもしれません。
そして次に来るパラダイムシフトは同時翻訳だと思います。
日本語と英語、あるいは多言語間の翻訳デバイスが登場するのは、もう数年以内でしょう。
英語を学ぶ意味がほぼなくなる時代が来るかもしれません。
お互いにデバイスを持ち歩いて、話すときはそれを耳につけてもらうことで、どんな国の人とも母国語のように会話ができる未来が、時間は少しかかるかもしれませんが、おそらく10年以内に可能になるんじゃないかなと想像しています。
海外旅行でもネット環境さえあればいいわけですから、そういう時代になるとネットが今以上にインフラの重要な一つになる未来が想像できます。
現在の市中wifiだけでは追いつきません。
いずれ、どこに行っても何らかのネットに接続され、そこから料金を徴収されるシステムを導入する必要があるかもしれません。
または完全無料にするかです。
10年以内にこのパラダイムシフトが起こると予言しておきます。
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