兵庫県338億円違法借換第9稿 「作成をしていない」〜490億円の起債協議文書は不存在だった〜
8月3日付の通知書が届いた。文書番号、財第1302号。表題は公文書非公開決定通知書。
二つの請求に対する、正反対の二つの答えが、一枚に印字されていた。
何を請求したか
7月20日、兵庫県に情報公開請求を出した。第八稿で書いたとおり、490億円の文書の在りかは公文書ファイル管理簿で公開されている。管理簿に載っている以上、開示請求の対象になる。照準を公開したのだから、引き金も引く。請求は二件にした。
一件目は、文書番号B000000009829「起債協議等」。490億円の借換債が発行された令和2年度の、県債の協議書類の綴りだ。この中から、公共事業用地先行取得事業特別会計に係る借換債、490億3,720万円の発行に係る起債協議・届出・同意等の関係文書一式を求めた。
二件目は、文書番号B000000009060「行財政運営方針」。段差付きの見通し表を含む方針の綴りから、県債管理基金積立不足率の各年度数値の算定に係る試算・積算資料一式を求めた。19.9%という数字を印字するために必ず先行したはずの、計算の紙である。
決定期限は原則15日。14日目に、答えが来た。
作成をしていない
一件目への回答を、理由欄の記載のまま引く。
「公文書の不存在 本件にかかる公文書に関しては作成をしていない」
無いのではない。作らなかった、と県は答えた。490億3,720万円の借換債について、協議の書類も、届出の書類も、同意の書類も、一枚も作成していない。それが県の公式の回答である。
ここから先は
2,218字
この記事のみ
¥
280
Amazon Payで支払うと最大2%還元のチャンス! 9/30まで

とある地方都市の某外科医と申します。
入会月以降の有料記事をまとめて格安で読めます。ご購読お願いいたします。
とある地方都市の某外科医のひとり言
¥500 / 月
とある地方都市の某外科医と申します。 ほぼ毎日の投稿に合わせて、医療関係以外の入会月以降の有料記事が読める定期購読マガジンです。
よろしければ応援お願いします!チップはnote更新用のPC購入費用に当てる予定です。よろしく!
