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『無人航空機』と『模型航空機』の違いとは?——100gの境目と“適用ルール”を最短で整理【2025年版】

この記事のねらい:100gを境に変わる法的扱いを、初心者でも迷わない言葉で整理します。
対象:これからドローンを始める方・購入前の下調べをしている方・家族や同僚に説明したい方。
結論:バッテリー込みで100g以上=「無人航空機」/100g未満=「模型航空機」。前者は航空法の飛行ルールや機体登録などの対象、後者は同ルールの直接の対象外。ただしどちらも「重要施設周辺の飛行禁止」や施設・自治体のルール等は厳守が必要です。


はじめに——同じ“ドローン”でも、ルールは重さで変わります

 ドローンは見た目が似ていても、重さ(バッテリー込み)で扱いが変わります。100g以上の機体(マルチコプター/ラジコン/固定翼など)は航空法上の「無人航空機」。100g未満は「模型航空機」です。ここが最初の判断ポイントです。

1|100g以上(=無人航空機)で“増えること”

  • 機体登録が必須(屋外で飛ばす前に登録番号の表示など)。

  • 航空法の飛行ルールの対象:空港周辺や高度・方法に関する規制、許可・承認が必要になる飛行(夜間・目視外・催し場所上空・第三者への接近等)が出てきます。

  • リモートIDなど、装備・運用面の要件が絡むケースがあります(条件次第)。

2|100g未満(=模型航空機)でも“守ること”
「模型航空機だから自由」というわけではありません。

  • 重要施設・空港等の“周囲おおむね300m”上空は飛行禁止(小型無人機等飛行禁止法)。重さに関係なく適用されます。

  • 屋内や四方・上部をネットで囲った場所は航空法の適用外ですが、屋外に出た瞬間に一般ルールが戻ります。

  • 災害時の緊急用務空域など、“飛ばしてはいけない”状況の指定がある場合は、模型航空機も含め飛行を控えるのが原則です。

  • このほか、施設管理者のルール(公園等)・私有地の同意・道路使用・電波法など、場所や用途のルールは重さに関係なく関わります(ここは個別確認が必要)。

3|一番よくある誤解

  • 誤解①:「100g未満ならどこでもOK」→×。重要施設周辺は全面NGですし、施設・自治体のルールが優先します。

・誤解②:「登録不要=申請もすべて不要」→×。イベント会場上空などは、100g以上なら承認対象、未満でも開催側ルールや警備計画の外に出られません。

  • 誤解③:「屋内練習場のつもりで敷地内ならOK」→完全に囲った屋内・ネット施設なら航空法の適用外ですが、境界をまたぐ吹き抜けや出入口開放で“屋外扱い”になることがあります。

4|“自分はどっち?”の見分け方(3ステップ)
①重さ:メーカー表示の離陸重量(バッテリー込み)で100gを超えるか。超えれば「無人航空機」。
②場所:屋内・ネット囲いか(航空法の適用外)/屋外か。
③空域・状況:空港周辺・催し場所・重要施設周辺・災害時の指定空域など、“場所のルール”に当てはまらないか。

5|一言まとめ——最初の“安全設計”

  • 100g以上から始めるなら:機体登録→基本ルールの学習→許可・承認が要る飛行かを確認。

  • 100g未満から始めるなら:場所ルール(重要施設・施設管理・自治体)と周囲への配慮を最優先に。まずは屋内/ネット施設で基本操作を固めるのがおすすめです。

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次に読む: “30メートル”は線ではなく面——第三者上空と安全半径の実務

さらに深掘り: 第20号|リンクは“遠く飛ばすため”でなく“確実に戻すため”に設計する

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