桑田佳祐、70歳にして初のアニソン。「AKANE On My Mind-饅頭こわい」に思うこと
昨日、長女からテレビ電話がかかってきた。
いつもそうなのだが、孫の顔を見ながら話せるので本当にうれしい。
遠くに住んでいるぶん、顔を見てコミュニケーションがとれるこの時代に、素直に「いい時代になったな」と思う。
その電話の途中で、娘婿がこう言ってくれた。
「お父さん、アニメの『あかね噺』、桑田佳祐さんが主題歌を歌ってますよ!」
私は熱烈なサザンファンで、ファン歴も長い。
もちろん知っていた。
でも、気を遣って教えてくれた婿さんの顔を立てて、「そうなの!知らなかった!」とにこやかに返した(笑)。
今回の新曲は「人たらし」と「AKANE On My Mind-饅頭こわい」の2曲。
聴いてみて、やっぱり「さすがだな」と思った。
70歳にして初のアニソン書き下ろし。
でも、どちらの曲も物語と人生観がちゃんと重なっている。
「あかね噺」を知らない人でも、桑田さんが70年生きてきた感覚、等身大の人生観がそのまま伝わってくる。
特に「AKANE On My Mind-饅頭こわい」は、イントロからウキウキする曲調で思わず前のめりになった。
そして聴き進めるうちに、「人生、深刻になり過ぎなくていいじゃん」と肩をポンと叩いてもらっているような気持ちになる。
この感覚は、70歳の桑田さんだからこそ出せるものだと思う。
デビューの頃からそうなのだが、桑田さんは愛も恋も人生観も、カッコつけない。歌が上手いのに、上手く聴かせようとしない。感情をそのまま出している感じ。曲のジャンルも本当に幅広くて、毎回「この曲、他のミュージシャンには作れないし歌えないだろうな」と思う。
今回の2曲も、そんな感じだった。「饅頭こわい」を入れてくるセンス、さすがとしか言いようがない。
整体の話ではない記事を書くのは久しぶりだが、孫の顔を見て、婿さんと話して、大好きな桑田佳祐の新曲を聴く。なんでもない週末の出来事が、なぜか心をあたたかくしてくれる。
それだけで、十分ですわ。
