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禁煙ならぬ、減煙。滑り出しは、好調です。

「禁煙」ならぬ、あえて「減煙」を選んだ理由。

それは、10年前に遡る──
「お金もかかることだし、健康にも悪いし、禁煙しよう」

そう考え、ホームドクターに紹介された、「禁煙外来」へ。
そこでは禁煙補助薬を処方された。

──しかし、双極性障害の私とは、相性があまり良くなかったのだ。

”「なぜか分からないけど、気分がどん底まで落ちる」”
”「消えたい。私に価値なんてない」”

後に、精神科の医師からは、精神疾患と禁煙補助薬の相性は、
あまり良くないと、知らされた
のだった。

そのため、「禁煙」ではなく、無理のない「減煙」に目標を設定した。
私は戦わない。減らすだけにした。

1日45本以上吸っていた私。

朝起きると、トイレに行くより先にタバコに火をつけ、
寝る寸前まで、吸っているという生活が、基本だった。

人差し指と中指は、ヤニで黄ばみ、爪の先まで着色していた。

”「喫茶店の”喫”は、喫煙の”喫”でしょー?吸えないの?」”
と、禁煙化が進んだ、店舗に、心の中で文句を言うことも、あった。

450円という廉価なキャメルのメンソールを吸っていた私。
それでも、週に2カートン以上は買っていた。

そのストレスで、またタバコが増えると言う悪循環に陥っていた。

そんな状況を変えたのは”入院・手術”の可能性だった。

”「ご家族と、後縦靱帯骨化症のオペについて、話し合って下さい」”
”「全身麻酔で2週間の入院は、ご本人さんだけでは辛いですから」”

前々回の診察で、そんなことを言われていたのだ。

”「2週間タバコが吸えない?準備しないと」”

と、思わずにはいられなかった。

──そして、行動に出てみた。

禁煙補助薬は、副作用が出る。そうだ、ニコチンだけを使おう。
そう思い、調剤もやっているドラックストアへ行ってみた。

薬局の方に顔を出し、「タバコを減らしたいのですが…」
と、薬剤師さんに声をかけてみる。

”「ニコチンパッチがあるよ、向こうには、ニコチンガムも。」”

口寂しい事が不安だった私は、ニコチンガムを選んだ。

※ちなみにニコチンガムは、「禁煙補助薬」として販売され、
薬剤師の出番はなかった。
ニコチンパッチは、薬剤師の管理下であるらしい。

ベイプもAmazonで購入し、体制を整えたのだった。

禁煙補助アプリも導入し、リアルタイムで自分が今日何本吸ったか、
可視化できるようにした。

最初は、我慢して30分に1本、今では2時間以上へ。

ガチで禁煙されている方には笑われるかもしれないが、
私は今、吸いたい気持ちと闘っていながら、文章を綴っている。

今日は驚くべきことに、朝から2本しか吸っていない。
それも、「一応吸っておくか」という義務感からである。

飛行機✈︎でたとえると、どこまでいけるだろうか?

いつまでこの「減煙」で飛び続けられるか分からないが、
入院や健康や節約のために、マイペースで続けようかと思っている。

とりあえず今は、”離陸成功”。
このまま、行けるところまで行ってみる。





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