統計検定準1級ワークブック 3 分布の特性値の備忘録①
最近、統計学をより深く理解するために、
統計検定準1級の勉強を進めています。
実務ではデータ分析を行うことが多いのですが、
改めて理論を学び直してみると、
「公式を知っている」と「なぜそうなるか理解している」
はかなり違うと感じています。
今後も、統計検定準1級の学習の中で
苦戦した問題や、自分なりに整理した思考プロセスを
備忘録として発信していこうと思います。
■ 今回取り上げるテーマ
今回から、
第3章「分布の特性値」
に入りました。
平均値や分散はこれまでもよく使っていましたが、
今回初めて「変動係数」の意味がしっくり理解できた気がします。
■ アウトプット(手書きメモ)
参考:統計学実践ワークブック 3 分布の特性値

■ 変動係数とは?
変動係数は、標準偏差を平均値で割った値です。
言い換えると、「平均に対してどれくらいばらついているか」を表します。
■ 最初は疑問だった
正直なところ、
「分散や標準偏差があるのに、なぜわざわざ変動係数を使うのだろう?」と思っていました。
しかし、問題を解いていて、
単位や規模が違うもの同士を比較するときに便利
だということが分かりました。
■ 株価の比較で考える
例えば、
平均株価と標準偏差が以下
・A社:168.9円 、5.7円
・B社:63.6円 、15.9円
だったとします。標準偏差だけを見ると、
B社の方が大きく変動しているように見えます。
しかし、平均株価が大きく異なるため、単純比較はできません。
そこで変動係数を計算します。
変動係数で比較すると、
・A社:0.034
・B社:0.25
となります。
つまり、B社の方が平均に対して大きく変動していることが分かります。
■ ビジネスでも使えそう
今回学んでいて、これは株価だけでなく、売上高などの比較にも使えそうだと思いました。
例えば、
売上100万円の店舗と売上1億円の店舗では、
標準偏差だけを比較しても意味がありません。
しかし、変動係数を使えば
「どちらの方が安定しているか」を比較できます。
■ まとめ
今回の問題を通じて、変動係数は単なる計算式ではなく、
「規模の異なるデータを公平に比較するための指標」だと理解できました。
特に、
株価の比較
企業業績の比較
ビジネス規模の異なるデータの比較
などで活躍する場面が多そうです。統計検定の勉強をしていると、公式を覚えることに意識が向きがちですが、「この指標は何のためにあるのか?」
という視点で考えると、理解が深まると感じました。
