【すっぱいチェリーたち🍒】スピンオフ田中真人編#11
あんたも誰かの企画に乗っかって何か書くことってあるかい?
今回もこの企画に乗っかってみようかね。
企画ページ本体はこっち。
前回のはコレ。
真人が圭子の過去を聞く物語。
で俺の持ちキャラはこいつ。
CV:大塚明夫を想像しながら読むと腹がよじれると評判w
今回も息子の真人視点の物語だ。
真人はCV:梶裕貴で読んでみてくれよな。
俺たちの未来
そんな風に俺たちは出会い、恋に落ちた。
この間会ったときには、かるた部に誘われたみたいなこと言ってたっけ。
学生にとって、学校に行く意味を見失うことってのは、自分の存在意義みたいなものを見失うことだ。
その意味を見つけられるなら、それはそれで良いことだと思った。
そして、父さんから振り込まれる200万。
俺はどうやって圭子に話せば良いんだろう。
俺は圭子と一緒にいる時間を増やしたい。
でも、高校生と同棲するってのはいかにもまずい。
何より圭子の未来を縛ることになる。
そこでふと考える。
今だって、俺は圭子を縛っているんじゃないか?って。
俺がいることで圭子は自由な恋愛を出来ていないんじゃないか?
そう考えて頭を振る。
圭子は圭子の意思で俺といてくれている。
それを疑うのは圭子に対する冒涜じゃないか。
今度、圭子に会ったときに素直に事実を伝えよう。
家に帰って
そんな風に頭を整理しながら歩いていると、いつの間にか家の前に立っていた。
鍵を開けて中に入る。
暗い部屋に明かりをつけ、作ってあった鍋を温め直すか考える。
まあ、あのサンドイッチである程度は腹が満たされたし明日でいいか。
それより風呂の準備でもするか。
まあ、準備と言っても洗剤をかけて流すだけなんだけれどさ。
最近の浴槽洗剤は便利なもんだよな。
小学生の頃はひたいに汗を流しながら擦って洗ってたっけ。
風呂を沸かして体を洗って湯船に浸かる。
体が温まってきて、外の気温でこわばっていた体がほぐされていく。
「どうやって話し始めようかなぁ」
誰に言うとでもなく、そんな言葉が口から漏れる。
とは言え、アルコールと風呂で頭はまともには回らない。
しかし父さん帰ってこないな。
こりゃあ午前様かな。
あの年になってタフなもんだ。
午前様になってもソッコーで風呂に入って寝て、いつも通りの時間に起きて仕事に行く。
そんな生活が俺にも待っているんだろう。
そんな生活。
それに圭子を巻き込むのか?
そんな考えが頭をかすめる。
ホントにそれが圭子にとっての幸せなのか?
やばい。
これが「不安」ってやつだ。
あるかどうかわからない何かに漠然とした恐怖を感じる感覚。
「ああ、やめやめ!」
そう意図的に声を出して自分をコントロールする。
浴槽で顔にお湯をかけて風呂から上がる。
着換えていると、玄関から「ただいま~」と若干間の抜けた声が聞こえる。
「おかえり」と声で応える。
「おう、真人。ただいま」
「だいぶ飲んできた感じ?」
「いや、あのあと1杯だけさ」
あからさまに酔っ払っている父さんを眺める。
「いつもより酔っ払ってる気がするけど」
「まあ、こんな日もあるさ。ただ、悪い気分じゃない」
「風呂出来てるから入って寝ちゃいなよ」
「うぃ~」
父さんはそう言って風呂場に向かった
俺も今日は早めに寝ちまおう。
そう思ってテーブルにおいてあったスマホを見る。
LINE着信を知らせるLEDの点滅が見える。
LINEを見てみると圭子からだった。
「明日、会える?」
それだけのLINEだ。
一瞬躊躇して返信する。
「夕方なら大丈夫だよ」
速攻で返信が来る。
「なら17時にいつもの駅前で」
「了解」
やれやれ、明日の夕方までには話し方考えとかないとだな。
そんな風に考えながら俺は父さんが風呂から上がる前に寝室に向かった。
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ようやく現在に戻ってこれた。
隙間の時の中でどうやって、二人が愛を育んできたかは皆さんの妄想にお任せしますw
参考にした話
さて、圭子にどうやって切り出そう。
真人より俺が悩んでいるという現実。
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