209.ローマ9:27-28 イスラエルの残りの者
27,イザヤはイスラエルについてこう叫んでいます。「たとえ、イスラエルの子らの数が海の砂のようであっても、残りの者だけが救われる。
28,主が、語られたことを完全に、かつ速やかに、地の上で行おうとしておられる。」
異邦人が神に仕える神の子らとされたことが旧約預言から証しされた直後で、イスラエルはどうなるのか、という点に戻ります。
イスラエルから出たものがすべてイスラエルではない(6節)、と言って約束の子について語られてきました。
そこに異邦人が含まれていることはユダヤ人にとっては驚きの啓示だったでしょう。
さらに語られているのが「残りの者」。
血統上はアブラハムの子孫であるイスラエルの子が海の砂のように多くても、その全てが救われるのではなさそうです。
救われるのは「残りの者だけ」だというのです。
イザヤ預言ではイスラエルの全滅が明記されています。
それでも「残りの者」がいます。
パウロがローマ人への手紙を書いてから十数年後にエルサレムは滅ぼされ神殿は崩壊します。
イスラエルの国の形が完全にこの世から失われることになるのです。
主が語られたことは、主が完全に、かつ速やかに、地の上で行われるのです。
しかも、イスラエルについては滅びの預言ではなく、救いの預言。
たとえ今はキリストから離れ、滅びに向かっているかのように見えるイスラエルであっても、主の救いが、地の上で速やかに行われる時が来るのです。
考えてみましょう:あなたの隣人で今、見かけ上ではキリストに背いているように見える人に、主の救いが行われる時が来ると思えますか。誰のために救いを祈っていますか。
