192.ローマ9:4-5 父祖たちとキリスト
4,彼らはイスラエル人です。子とされることも、栄光も、契約も、律法の授与も、礼拝も、約束も彼らのものです。5,父祖たちも彼らのものです。キリストも、肉によれば彼らから出ました。キリストは万物の上にあり、とこしえにほむべき神です。アーメン。
手紙のはじめで、福音は「肉によればダビデの子孫から生まれ」た御子についての知らせのこと、と書かれていました。
御子、つまりキリストが、イスラエル人の父祖から出たのです。
キリストを輩出した「父祖たち」は、イスラエル人の父祖でした。
「キリストはイスラエル人です」とパウロはあえて直接的には言いません。
ダビデの時代のような王国とは違って、イスラエル人だけの王としてキリストが擁立されるわけではないからでしょう。
やがて来られるキリストが導く王国は、すべての民がそこに入るものであって、何よりも、「キリストは万物の上にあり、とこしえにほむべき神」なのです。
キリストは神の御子と呼ばれていましたが、ここに至ってほむべき神だとはっきり言われているようです。
パウロの手紙の中でここが唯一、キリストが神だと解釈できる言い回しがなされているところだそうです。
イスラエルだけの王としてではなく、万物の上に立つお方として来られるキリストは、被造物の一人と間違えられようのないお方なのです。
考えてみましょう:とこしえにほむベきキリストを、あなたは今日はほめたたえる機会がありましたか。
