「好き」を仕事にしたい君へ―電子書籍事業へ入社した新卒社員が語るリアルなキャリア―
こんにちは!株式会社ドワンゴ 採用担当の浅田です。
今回は、2021年に株式会社ブックウォーカー(現ドワンゴ)に新卒入社してから、dブック、BOOK☆WALKERストアなどを担当し、電子書籍事業の最前線で活躍している社員にお話を聞いてきました!
プロフィール

國分 陽平(こくぶん ようへい)
千葉県出身。明治大学経営学部・経営学科卒業。
内定者アルバイトを経験後、2021年4月に株式会社ブックウォーカー(現ドワンゴ)に新卒入社。NTTドコモと協業して運営しているdブックのサイト運営担当に従事。その後、2025年4月にBOOK☆WALKERストアのストア事業セクションに異動し、KPI管理および企画職として現在に至る。
休日は、趣味のボルダリングをするため、クライミングジムへ通っている。本当は平日も通っている。
おすすめの一冊は『ボボボーボ・ボーボボ 』13巻。
学生時代・就活について
──学生時代はどのように過ごしていましたか?
クライミングサークルに所属していました。授業が終わればアルバイト先のクライミングジムか、学校の練習場でトレーニングする毎日でしたね。年に一度のインカレ(全日本学生選手権大会)や岩場での実績を何か残したい、という目標でとにかく練習していました。
──就職活動はどう進めていました?
自分の興味があることを仕事にしたいという思いが強くて、出版系を主に受けていました。家族が出版業界で働いていて身近な環境だったのもあり、自然とそちらの業界に惹かれていたんです。
──どうしてブックウォーカー(現ドワンゴ)にたどり着いたのですか?
書店でもアルバイトをしていたんですが、世間的には『鬼滅の刃』が大ブームで、書店には鬼滅を探し求めてお客様が溢れる異常事態でした。出版社は売りたいけど生産が追い付かない、一方でお客様は買えない状態が続く…。その時本を売るにはコンテンツ自体の魅力だけではなく、電子書籍のように売り方に幅があることが大切だなと感じたんです。だからこそ、電子媒体を扱える部署・会社を志望し、応募していました。アルバイト先でBOOK☆WALKERストアのプリペイドを扱っていたので馴染みがあったのも、きっかけのひとつです。
──國分さんは内定者時代にブックウォーカー(現ドワンゴ)で学生アルバイトをしていたと伺いました。どの部署でどのような業務をしていたんですか?
ストア事業部(現所属部署)で編成業務(※)を行っていました。一部ですが他部署のミーティングや企画会議に見学させてもらうこともあり、人の動きや企画の進め方、そして電子媒体における利益の作り方など学びの機会が多かったです。その経験のおかげで、入社後もスムーズに業務に入れたと思います。
※電子書籍販売ストア内で作品やバナーをどの枠にどうやって掲出するかを企画・調整する業務

仕事について~dブック編~
──入社後はdブックに関わる部署に配属されたとのことですが、どんな組織でしたか?
dサービスの事業主であるNTTドコモ社(以下ドコモ)のパートナーとして、dマガジン・dブックの運営(流入施策や企画)や運用を行う部署です。dブック・dマガジンそれぞれ担当部署があり、dブック側は運営チーム・運用チームに分かれています。dマガジン側もほぼ同様ですが、運用チームと連携した営業チームも存在していました。
──配属直後〜ポジションの変化について教えてください。
1〜2年目は運営チームメンバーとして、版元施策(出版社から企画提案を受ける施策)の実施全般を担当していました。具体的には企画の実施判断、制作進行管理、編成位置決定、企画の振り返りなどです。3年目では、メンバーが増えてきたことでチームが2分割されたため、片方のチームで進行管理のリーダー業務を担うことになりました。3年目ではなかなか任せてもらう機会が少ないポジションだと思っていたので、指名された時はとても嬉しかったです。
これまで、仕事は自分の頑張り次第で何とかなると思っていましたが、リーダーになり担当領域が広がったことで、自分だけではなくチーム全体を見る視点が身につきました。タスク管理をしていると、どうしてもメンバーに指示を出さなければならない場面が出てくるのですが、その際は詰め寄るような表現やキツイ言い方にならないように、自分なりに工夫していました。
──4年目以降、運用チームへの異動があったそうですね。そこで変わったことは?
運用チームは「事故なく安定稼働させる」ことが最大のミッションでした。派遣スタッフや他のメンバーがミスなく効率よく稼働できるよう、運用ルールを定めたり、進捗管理やフローの改善などの旗振り役に変化し、よりチームメンバーに業務依頼することが増えました。実務的な判断は徐々に自分からメンバーにバトンタッチし、進捗確認や標準化に注力したかたちです。
──外部取引先やステークホルダーはどんな方々でしたか?
パートナー企業であるドコモ、制作会社のICE、メディアドゥやモバイルブック・ジェーピーといった取次会社など実に多岐にわたります。色んな立場・業務の人が関わっているので、情報共有と信頼関係の構築が欠かせません。
──関係構築で工夫したことがあれば教えてください
両社がwin-winな状態かつ納得した上で仕事をすすめることを常に意識していました。例えば、ドコモから施策を提案された場合は、言われたまま実施するのではなく、売上が伸びるタイミングや編成位置の調整等を工夫したうえで、「なぜこうしたのか」を論理的にお話しするよう心掛けました。
業務が分かれている関係上、ドコモ側から自分たちの動きが見えにくいこともよくあるため、何 をどうしたか説明が求められるケースが多いです。「なんとなく」で流さず、相手に理解してもらうためのコミュニケーションをすることで、最終的には信頼していただけるようになったと思います。
仕事について~BOOK☆WALKER編~
──4月からストア事業部に異動されたそうですが、異動直後はどのように感じましたか?
コミュニティごとに大事にしている価値観や背景は全く違うなと感じました。早くキャッチアップするためにメンバーと多く会話することは意識していますが、その場の空気感を掴むのは今後の課題です。
──國分さんの所属する部署・チームについて教えてください。
私は現在、BOOK☆WALKERストアの売上を生み出すストア事業部のKPIチームと企画チームに所属しています。
KPIチームではストアの予実管理、全体目標の管理、サイト全体で行うキャンペーンの実施や調整、報告資料の作成など幅広く担当しています。資料の自動化・工数削減も並行して進めていて、大量のデータと向き合う毎日です。
企画チームでは出版社とともに本を売り伸ばすための企画の立案、実施を行います。アニメ化や新刊、完結の話題を元に特設ページやコイン付与など集客施策を考案し、どれだけ集客できるかシミュレーションを行います。その後、どんなページにすれば魅力的か、クリエイティブ面を検討し、完成すればその企画が実施されるといった流れです。
企画は出版社から持ち込まれることもあれば、弊社側から提案することもあります。メンバー1人あたり大体3〜4社を受け持っており、自分は講談社、オーバーラップなどコミックジャンルを担当しています。
まだまだ学ぶことは多いですが、9月末以降は自分がたてた施策が実際に始まるので楽しみです。

印象的なエピソード
──今までで印象的だったエピソードや仕事の成果は?
3つほどご紹介させてください。
1つ目はdブックとオリジナル番組の連動施策です。関係者が非常に多いことに加えて、タレント肖像許諾など調整事項が多く、非常にディレクションが難しい案件でした。イレギュラーな対応が多く苦労しましたが、通常業務ではあまり考慮しないリスク計算などを実務で体感でき勉強になりました。
また、異動の際にはこの時のメンバーに送別会を開いてもらい、とてもありがたかったです。
2つ目は双葉社主体でおこなう版元提案施策です。例年出版社から提案された日程で開催していた企画だったのですが、dブックで売りやすい日時を提案し変更した結果、注力していたカテゴリにおいて前年500%の売上を達成することができました。これがひとつの「勝ちパターン」として、他施策にも応用できる事例になったのは非常に良かったと感じています。
3つ目は苦労したエピソードになります。組織体制の変更に伴って、業務の巻き取りと社内のリソース確保を進める必要がありました。その際、方針決定が遅れパートナー企業からお叱りを受けたり、社内への説明不足で関係者から指摘を受けたりしました。最終的には良好な状態で終わりましたが、仕事は一人で完結しないんだなと強く実感した経験です。
社内のコミュニケーション
──同期との関係性や社内外の交流について教えてください
同期や新卒全体は定期的に飲み会を企画したり、オフィスで会うと自然とランチイベントが発生したり、社全体として仲が良い雰囲気です。
新卒以外だと、前部署の年齢が近いメンバーと飲みに行ったり、「平泳ぎ部」で2週に一度くらい一緒に泳いだり…ベイブレードが好きなメンバーが集まって、仕事終わりに会社で「ベイブレード大会」を開催することもあります。
社外ではKADOKAWAグループの新卒が集まって交流する同世代コミュニティ「Collabo KADOKAWA」(通称:コラボ)のイベントに参加して、ドワンゴ以外の若手社員と会話する機会があります。コラボで出会った「クライミング好き」の社員とは、定期的に飲みに行く関係性を築けました。

ドワンゴの魅力
──この会社で働いていて魅力に思うことは?
部署や年次問わず上下関係がフランクで、アイデア段階でもどんどん相談に乗ってもらえるのがありがたいです。1on1など定例の仕組みも整っていて、フランクに意見や目線を吸収できる環境だと思います。
また、基本的にはコンテンツを売る会社なので、「自分の好きなもの」「面白いもの」と仕事のつながりが強いのも大きいです。電子書籍はまだまだ売り方・見せ方がいろいろある分、トレンドに縛られずチャレンジできる環境なのも魅力です。
キャリアとこれからの目標
──今後の目標を教えてください。
企画から運用改善まで幅広い経験をさせていただきました。自分の「武器」はもたせてもらったと思うので、「國分はこれが得意」と言えるような代表作を作るのが当面の目標です。
単発ではなく継続的に続けられる施策や、自分起案の企画を形にしていけたらと思っています。
そのために適性があると自他ともに感じるのであれば、マネージャーを目指すという選択肢もあり得るのかなと感じています。
就職活動中の方へメッセージ
──どういう人が活躍していますか?
周囲を見回して自分から行動できる人が活躍しています。リモートがメインの環境なので、限られた情報の中から周囲を見て連携を取る力が本当に大事です。
そして、自分の“好き”、“これが面白い!”という気持ちをしっかり持っている人。ロジックは重要ですが、好きや熱意が仕事を進める意味でも、周りに協力してもらう意味でも、とても大切だと思っています。
──最後に就活生へひとこと
この記事が、皆さんが今後の可能性を選ぶひとつの参考になれば幸せです。就職活動は悩むこと、選択することが本当に多い時期だと思います。自分なりの選択ができるよう応援しています。もし弊社にご縁があれば、ぜひ一緒にチャレンジしましょう!

――國分さん、ありがとうございました!!
※社員の所属組織およびインタビュー内容は、インタビュー時点のものになります。
※社員の所属組織名称は、2025年9月時点でのものとなります。
最後に、ドワンゴでは一緒に働く仲間を絶賛募集中です!
興味のある方は、ぜひ下記のリンクから採用情報をご確認ください!
総合採用サイト:https://recruit.dwango.co.jp/
新卒採用サイト:https://saiyo.dwango.co.jp/
中途採用 募集職種一覧:https://hrmos.co/pages/dwango
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました🙇♀️
次回の更新でまたお会いしましょう!
