見出し画像

「AIを使うのは手抜きですか?」という呪縛を解く。上司の信頼を勝ち取る「伝え方」の実験報告【生成AI部下と上司の仕事日誌】Day8

システム部門でPMOをしている、元・非システム系の立場から、「現場で本当にあったAIの困りごと」とその乗り越え方を書いています。


「さっきまでAI使ってたんですけど……
やっぱり、やめました。」

部長
「どうした?」

AI部下
「生成AIで作ったって言ったら、
“手抜き”って思われそうで……」

部長は、少し笑って言った。

部長
「なるほど。
“使えない”んじゃなくて、
“バレるのが怖い”んだな。」


この連載では、
🤖 生成AI部下(アグボくん)がやらかす
❄ 空気が凍る
という“現場あるある”をもとに、

・なぜズレたのか
・どこが設計ミスだったのか

を、実務目線で整理していきます。

この連載は、実際に寄せられた相談の中から
「これは多い」と感じたテーマを取り上げています。
ひとりの失敗談ではなく、
現場のあるあるとして読んでもらえたら嬉しいです。

※このシリーズのまとめはコチラ!


🧠 1. なぜ「使ったと言えない」のか

生成AIを使えない理由が、
「操作が分からない」でも
「精度が低い」でもなく、

・怒られそう
・評価が下がりそう
・ズルしていると思われそう

という“人の目”なのは、よくある話です。

特に多いのが、この思い込み。

・AI=自動で答えを出す
・だから努力していない
・だから手抜き

でも実際は、

・考える
・直す
・判断する
・責任を持つ

という工程は、人間がやっています。

変わったのは、
「下書きの作り方」だけです。


⚠ 2. 「隠す」か「使わない」になる危険

怖さが先に立つと、
こうなりがちです。

・こっそり使う
・成果物だけ出す
・聞かれたら黙る
・結局、使わなくなる

すると――

・ノウハウが共有されない
・間違いも修正されない
・安全ルールも育たない

部長
「一番危ないのはな、
“誰にも言えない使い方”だ。」


✍ なぜ生成AIを使ったらダメなの???

私も、早く資料を出したり、少し考えが論理的だったりすると
「自分で考えた?」って聞かれることが多々ありました。

早く資料を出しているのに・・・
論理的に書いているのに・・・

何がダメなんですかい!って思いましたが、
ただ、私は、自信がありました。
何と言おうと私の考えであるのだから。

残念ながら、私には、語彙力も文章力も説明力も、ございません!

だから、
しっかり自分で考えて、
それをラフ案として生成AIに校正してもらい、
それを、スピード感をもって提案・報告などしています。

普通に作成したら、倍かかりますよ!
普通に作成したら、理解しづらいですよ!
って感じです😅

自分で考えないで、
すべてをAIに任せるから、
聞かれても答えられないということになる・・・

ですので、そこを留意してみてください!
自分の思いも、しっかり入れてみてください!

きっと、抵抗もなくなると思いますよ。

※別の記事で、似たようなことも書いています。
こちらも参考にしてみてください。


🗣 4. 「AIを使いました」と言っても信頼を落とさない言い方

ポイントは、
「AIがやった」ではなく
「自分がどう使ったか」を言うことです。

× 悪い例
「AIで作りました。」

〇 言い換え
「下書きをAIで出して、
 自社向けに表現を直しました。」

× 悪い例
「AIにまとめさせました。」

〇 言い換え
「論点整理をAIに手伝ってもらい、
 最終判断は自分でしました。」

つまり、

・目的
・使った部分
・自分が考えた部分

をセットで言う。

これで、
「手抜き」ではなく
「工夫」に変わります。


🛠 5. 上司に怒られにくい“裏方AI活用”

いきなり全面公開しなくても、
まずは“裏方”からで十分です。

おすすめは:

・構成案づくり
・言い換え案づくり
・チェック観点出し
・要点整理
(※いきなり「結論丸ごと作成」は、最初のうちは避ける)

つまり、

👉 結果ではなく
👉 思考の補助

に使うこと。

部長
「AIはな、
“答え係”じゃない。
“壁打ち相手”だ。」


✅ 6. まとめ

・使えない理由が「怒られそう」はよくある
・隠すと、かえって危ない
・「どう使ったか」を言えば信頼は落ちにくい
・まずは裏方作業からでいい

生成AIは、
“仕事をサボる道具”ではなく、
“仕事の考え方を見せる道具”にもなります!!


▶ 次回予告

次回は――
Day9:文章は出たけど“社内っぽさゼロ”問題

生成AIで作ったメールや稟議文書が、
なぜか「うちの会社の文章じゃない」感じになる。

・言い回しが固すぎる
・雰囲気がよそよそしい
・結局、全部書き直す羽目になる

そんな経験、ありませんか?


もしあなたも、

・AIを使っているけど言えない
・怒られそうで試せない
・こっそり閉じたことがある

そんな経験があれば、
それは“ズル”ではありません。

どう使ったかを、
どう説明するか。

そこからが、
仕事で使う生成AIの本番です。

💬「わかる…」と思ったら、
スキやコメントで教えてもらえると嬉しいです。

あなたの
「AIを使ったと言えなかった話」、
ぜひ聞かせてください。


関連記事はこちら!


#生成AI #ChatGPT #プロンプト #初心者向け #時短 #効率化 #仕事効率化 #勉強法 #AI活用 #プロンプト設計


いいなと思ったら応援しよう!

ラニ|仕事の質を高めるAI活用術 この記事が少しでもあなたのお役に立てたなら嬉しいです。いただいた応援は、より詳しい情報や実践的なノウハウをお届けするための励みになります。一緒に、デジタル人材を目指していきましょう!