2026年7月Google Workspaceアップデート!動画生成「Veo 3」とDrive動画要約で変わる社内DX
はじめに
2026年7月、GoogleがGoogle Workspace(GWS)に関する強力なアップデートを連続して展開した。
今回の目玉は、ひとことで言えば「動画と業務自動化の本格統合」だ。
生成AIモデル「Veo 3」の統合によるWorkspace内での動画コンテンツ生成、Google Driveにおける動画ファイルの要約・Q&A対応、そしてGoogle Apps Script(GAS)等と連携したワークフロー自動化の進化など、実務に直結する機能が揃っている。
GWSを活用した業務自動化・DX支援を手がけるエンジニアの視点から、今回のアップデートのポイントと、中小企業における実務への影響を整理する。
① Veo 3統合——Workspace内で「動画コンテンツ」が生成可能に
GeminiアプリおよびGoogle Vidsにおいて、Googleの最新動画生成モデル「Veo 3」を活用したコンテンツ作成が可能になった。
これまでWorkspace内での動画作成や提案資材の動画化は、外部の動画編集ツールに頼る場面が多かった。しかしVeo 3の統合により、テキストプロンプト(指示文)を入力するだけで、社内向けの説明動画やプレゼン用素材を直接生成できるようになっている。
💡 実務での具体的な活用イメージ
社内研修・マニュアルの動画化:文章主体のマニュアルを、短時間で分かりやすい説明動画に置き換え
営業提案・サービス解説の内製:Google Slides(スライド)の資料内に、視覚効果の高い動画素材を埋め込んで提案力を強化
広報・採用動画の作成:SNSやWebサイト向けのショート動画を自社内で手軽に制作
動画作成のハードルが一気に下がり、制作から共有までをWorkspace内で完結させられる流れが加速している。
② Drive動画要約——情報収集と振り返りの手間が激減
Google Drive上のGeminiが、アップロードされた動画ファイルの要約およびQ&A(質疑応答)に対応した。
録画されたオンライン会議、社内ウェビナー、研修動画などをDriveに保存しておくだけで、AIが自動で内容を要約し、「〇〇についての発言はどこにあった?」といった質問にもテキストで即座に回答してくれる。
従来の「動画を再生して確認する」「文字起こしテキストを作成して読み込む」といった数分〜数十分の手間が完全に省略され、動画資産をテキスト情報と同じ感覚で検索・活用できるようになる。情報共有の効率化において非常に大きな変化だ。
③ 高性能AI機能の業務展開とGAS連携の進化
クリエイターや高度なAI活用を目指す組織向けに、上位のAI機能を業務環境で安全に利用できる環境整備も進行している。高度な動画生成やリサーチ機能を社内データと連携させて扱うハードルが下がってきた。
さらに、ノーコードで連携フローを構築する機能とGAS(Google Apps Script)の組み合わせもより強力になっている。
⚙️ 実務で推奨するハイブリッド運用

私がクライアント企業へのGWS自動化提案で推奨しているのは、次のような段階的な進め方だ。
標準のAI連携機能で、メール・Drive・カレンダー間の基本ルーティンをノーコード構築
複雑なロジックや外部API連携が必要な部分だけを、GASでピンポイントに補完・拡張する
AIの判断力とGASの確実な処理能力を組み合わせることで、従来は開発コストが合わなかった細かな業務の自動化までカバーできるようになっている。
まとめ
Veo 3動画作成:Geminiアプリ・Vidsで高品質な動画生成が可能に。研修や提案資料の内製化が加速
Drive動画要約:録画会議や研修動画をDriveに入れるだけでAIが要約・Q&Aに対応。情報探しの時間が劇減
GASとのハイブリッド:AIによる自動化とGASのカスタマイズを組み合わせ、業務自動化の守備範囲が大幅に拡大
共通メッセージ:Google Workspaceはテキスト処理だけでなく、「動画」と「自動実行」を扱うプラットフォームへ進化している
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