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pono0111
星を引っ越すもの(惑星総転居)【毎週ショートショートnote】
また、光がきえた。
日課である散歩をしながら、いつも通り丘の上へ歩いてきた。
丘といっても平野一面が見渡せるお気に入りスポットだ。
どこまでも続く無限の荒野を眺め、自分の無力さばかり感じる空を見上げる。
太陽系に憧れた私はなるだけ近くのこの星へ移住した。毎日惑星を眺められてとても楽しい。
だが最近惑星が少なくなっている。私が知る限り惑星は水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星の8つ。
空にはひときわ存在感のある8つの惑星が見えていた。それがどうも1つずつ減っている。最初は火星、続けて木星…。もう今は木星と土星のみである。
私は仮説を立てた。観察対象がなくなり暇だから。
一、誰かが惑星を滅ぼした。
…これはない。惑星の前に私が倒されているはず。
ニ、そもそも最初からなかった
…証明しようがないからこれもなし。
三、惑星はどこかへいった
…信じたくないがこれしかない。太陽系から惑星が引越した?そんな事あるのか?
もう見るべき惑星は無くなった。光あれ、と私は願った。
<所感>
スケールは大きく肝っ玉は小さく。
以下の企画に参加しました。頭が錆びついたようです。
