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「GRIT やり抜く力」から学ぶ、努力を成果に変える力

今週は「GRIT やり抜く力」を読みました。
「GRIT系」や「GRIT力がある」と言ってもらえることがあり、意識はしていたものの、本はまだ読んでいなかったので学びを深めることに。

GRITの能力については様々な記事でも紹介されていますが、書籍ではGRIT研究の第一人者であるアンジェラ・ダックワース教授の研究成果やインタビュー内容を通してGRITが重要な理由や伸ばす方法について語られています。

ビジネス界でも多くの助言を行っているダックワース教授ですが、母としての姿もお持ちの方であり、教育の観点からもGRITを伸ばすことの重要さについて語られています。仕事で成果を出したい方だけではなく、子育ての考え方としても新たな視点を得たい方におすすめです。

GRITは「情熱」と「粘り強さ」の要素でできている

「情熱」とは、自分の最も重要な目標に対して興味を持ち続け、ひたむきに取り組むこと。
「粘り強さ」とは、困難や挫折を味わっても諦めずに努力を続けること。

人々がそれぞれの分野で成功し、偉業を達成するためには、生まれ持った才能よりもやり抜く力が大事であるということをダックワース教授が科学的に証明しています。

本書の中でもいくつかエピソードが出てくるのですが、最初から優秀ではなく努力の結果、功績を残された方々のお話が紹介されていて励まされます。
ダックワース教授が教員をしていた時代の話でも、最初は飲み込みの遅い生徒でも、コツコツと努力をしたことで優秀な成績を収められた生徒がいたという。
「GRIT」は伸ばせる力なのです。

瞬発力ではなく持久力

「ものすごく頑張る」のは「やり抜く力」とは違う。
「やり抜く力」というのは、ひとつの重要な目標に向かって、長年の努力を続けること。

そのためなんでも必死に頑張るのは意味がない。
目標を整理して関連づけること、重要度に分けて優先度をつけて取り組むことが重要。優先度によってはたとえ一生懸命に取り組んできた事でも中にはやめた方がいいこともある。
ただし、最上位の目標は簡単に変えてはいけない。
挫折や失敗を繰り返しながらも同じ方向に進みながら努力を続けることが大事なのである。

「意図的な練習」の積み重ね

先述の通り、何でも必死にやれば良いというものではない。成功する練習には法則がある。

  1. ある1点に的を絞って、ストレッチ目標を設定する

  2. しっかりと集中して、努力を惜しまずに、ストレッチ目標の達成を目指す

  3. 改善すべき点がわかったあとは、うまくできるまで何度でも繰り返し練習する

エキスパートの練習法として、自分が達成していない困難な目標を選ぶ。
そしてフィードバックを受けて改善する。
以前はできなかったことがすんなりとできるようになるまで練習を繰り返す。
できるようになったら新たなストレッチ目標の設定の繰り返し。

「やり抜く力」が強い人はこのような「意図的な練習」に多く取り組んでいることから次第に努力が報われることになり、努力をすることが好きになっているとも考えられる。
もうひとつ、努力することを「楽しい」と感じられるので他人よりも練習を重ねられるという考え方もできる。
こういった「意図的な練習」をポジティブに継続的にできることが成果に繋がるのである。

努力できるマインドセットとは

努力ができる人のマインドセットとして「成長思考」という考え方があります。
人は変われる、成長できると信じている人たちは、チャンスと周囲のサポートに恵まれ「やればできる」と信じて一生懸命努力すれば、自分の能力をもっと伸ばすことは可能だと考える。

それに対し、人はスキルを習得できるが、スキルを習得するための能力(すなわち才能)は鍛えて伸ばせないと考えるのが「固定思考」。挫折した際に自分には能力がないという証拠だと解釈してしまうのです。
能力を「固定思考」で捉えていると、逆境を悲観的に受け止めるようになる。そのせいで困難なことは諦めてしまうだけでなく、最初から避けるようになってしまいます。

「成長思考」でいると、逆境を楽観的に受け止められるようになり、そのおかげで粘り強くなれる。新しい試練が訪れても臆せずに立ち向かうため、さらなる強さが培われていきます。

「やり抜く力」を鍛えるには、まずはこのマインドから変えていき、小さくても成功体験を積み重ねていくことをお勧めしたい。

「やり抜く力」が強いということは、一歩ずつでも前に進むこと。
「やり抜く力」が強いということは、興味のある重要な目標に、粘り強く取り組むこと。
「やり抜く力」が強いということは、厳しい練習を毎日、何年間も続けること。
「やり抜く力」が強いということは、七回転んだら八回起き上がること。

生まれ持った才能がなくても「天才」にはなれる。
読み終わって感じたのは、努力し続けられることも才能のひとつだということ。そしてそれは自分の行動で変えられるのです。
今後も自分の可能性を信じて挑戦し続けていきたい。

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