【植草一秀】 収入が増えると手取りが減る それを防ぐには週20時間以上働かないこと
2025/05/22
どこまでも猛威を振るう詐欺政府。
抜粋・転載 植草一秀
収入が増えると手取りが減るのだ。これを〈沼〉と表現する。
その106万円、130万円の基準を撤廃する法律案が提出された。
これを政府はどう表現しているか。
「パートの労働者が社会保険に加入しやすくなるようにする制度改正」と表現している。
まさに詐欺師の手口。
〈損をする話〉を(まるで)〈得になるような話〉であると語る。
〈106万円の沼〉に嵌(はま)ると〈手取りが16万円減る〉。
〈130万円の沼〉に嵌(はま)ると〈手取りが27万円減る〉。
この〈沼に嵌らない〉ための方法はただ一つ。
〈週に20時間以上働かない〉こと。
これが唯一、〈沼に嵌らない〉方策になる。
圧倒的多数の人は〈沼に嵌らない〉道を選択することになるだろう。
政府は〈壁〉があるから〈働き控え〉が生じて労働力不足が深刻化していると主張してきた。
その労働力不足を緩和するために〈壁〉を取り払うと言ってきたのではないか。
しかし、肝心要の〈106万円〉と〈130万円〉の基準が破壊されると、多くの人が〈沼に嵌る〉ことになる。
沼から脱出するには、週労働時間を20時間未満にしなければならなくなる。
結果として労働供給は一段と減少することになると考えられる。
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