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スパイスの効能簡易辞典

はじめに

こちらの記事は、Kindleで出版している私の著書『スパイスの効能簡易辞典』をnote版にアレンジしたものです🌱

スパイスやハーブの効能を簡単に紹介している本で、西洋版薬膳辞典みたいなものと捉えてください🌿

普段あまり馴染みのないスパイスやハーブにはネットで買える商品のリンクを貼ってありますので、気になったものはぜひチェックしてみてくださいね✨

アサフェティダ

インド料理で、玉ねぎのような風味と深みを豆料理や野菜料理に加えるためのスタータースパイスとして使われます。また、漬物(アチャール)の香り付けにも利用されています。インド料理において風味を豊かにする重要なスパイスです。神経衰弱やヒステリーに効果があるとされ、鎮静、抗炎症、整腸の効能で古くから利用されている薬草です。精神的な症状と消化器系の問題に対して効果的な自然療法として用いられてきました。

アジョワン

ナンやチャパティ、豆や魚料理、カレーやソース類などのインド料理に広く使われるスパイスです。チモールという成分が含まれており、これには強力な殺菌・防腐効果があります。アジョワン水は消化不良や二日酔いに効くとされ、種子から作られる精油は防腐剤や歯磨き粉に利用されています。アジョワンは殺菌・防腐効果と消化促進効果で、食品添加物や口腔ケア製品に広く使われている成分です。

アニス

クッキーやケーキといった菓子類、パンやシチュー、スープ、アルコールの風味漬けに利用される甘い香りが特徴のスパイスです。消化を助け、利尿、消臭、防腐、去痰、鎮咳の効果があるとされています。インドでは、種子を直接飲むことで消化を促進し、食後の口臭を防ぐために使用されています。アニスは消化を助けるだけでなく、多くの健康効果を持つ自然療法として用いられています。

オールスパイス

グローブ、ナツメグ、シナモンを合わせたような甘く爽やかな香りを持つスパイスです。スープ、シチュー、カレー、ハム、ソース、ケーキ、ピクルスなどの風味漬けに使われます。強壮、食欲増進、消化促進、鎮静、防腐、抗菌などの効能があります。

オレガノ

清涼感のある香りを持つハーブでトマト料理によく使われます。肉や魚の臭み消しに有効です。発汗、殺菌、老化予防、鎮痛、消化促進、消臭など多岐にわたる効能を持つハーブです。また、抗感染作用があり、ビタミンやミネラルを豊富に含んでいます。風邪や気管支炎、消化不良、腹痛、疲労などの症状にも効果的です。

ガランガル

生姜によく似た形の中国、インドネシア原産のスパイスです。抗炎症、鎮吐、駆風、抗アレルギーなどの作用があります。東洋医学では、鼻や喉の粘膜の炎症や、呼吸疾患を抑える薬として処方されています。また、東南アジアでは強壮剤として利用されるほか、腹部にガスが溜まった際にもよく使われていました。

ガーリック

塩、胡椒に次ぐ第三の調味料と言われるスパイスです。グリル、煮込み、スープなど世界各地の料理に幅広く使われています。血行を改善し、体力を増強する効果があるとされています。また、疲労回復や生活習慣病の予防にも役立つと言われています。健康維持と体力向上に有効な食材です。

カルダモン

強い刺激と柑橘系の香りが特徴のスパイスです。インドではカレーやガラムマサラというミックススパイスに多用されます。消化を助け、胃を健やかにし、発汗を促し、口臭を予防する効果があります。体を冷やす性質があるため、暑い気候のアラブ諸国では日常的に重宝されるスパイスです。消化を促進し、健康をサポートする多目的なスパイスとして利用されています。

カレーリーフ

芳しい香りとほのかなスパイシーさのあるハーブです。南インドやスリランカではカレーなどの香りづけに使われます。食欲増進、解熱、消化促進、強壮、殺菌などの作用があります。

キャラウェイ

爽やかさとほんのりとした甘い香りが特徴的なスパイスです。北欧、中欧、東欧、北アフリカでよく使われます。肉、野菜、りんごなどのフルーツ、チーズと相性がよく、ザワークラウトなどに使われます。消化を助け、食欲を増進し、抗炎症作用があり、口臭を予防する効果があるとされています。インドや東南アジアでは食後にキャラウェイを噛む習慣があり、日本では古くから胃薬やトローチとして利用されてきました。消化を促進すると共に、健康維持に役立つスパイスとして使用されています。

くちなし

お節料理の栗きんとんの着色に使われることで有名です。血流改善、肩こり改善、抗炎症作用、鎮痛効果、血圧降下作用があるとされています。

クミン

カレーにかせないスパイスのひとつで、さまざまなミックススパイスに用いられ、世界各国で使われています。消化不良、鼓腸、胃痛、吐き気、体力消耗、抗酸化、デトックスに効果があります。クミンに含まれる香り成分リモネンは、体内に入ると、リラックスしている時に脳内に出るa波を発生させる効果もあり、さらに免疫を高める働きがあります。また、ガス排出にも効果があります。

クローブ

バニラのような甘く強い芳香と舌ががしびれるような刺激味が特徴のスパイスです。くぎに似た形をしているため、中国では「くぎ」を意味する「丁」の字を使い、「丁字(香)」と呼びます。殺菌、消化促進、虫除け、健胃(胃を丈夫にする)、鎮吐、鎮痛、冷え性に効果があります。抗酸化作用に優れ、老化や動脈硬化を防ぐと言われています。抗菌や軽い麻酔作用もあるので、口に入れて何度も噛むと、歯痛の緩和にも役立ちます。

胡椒

ブラックペッパー
ホワイトペッパー

食品の香りづけに、辛味づけ、臭み消しに利用されるスパイスです。血行促進、消化機能の向上と食欲増進、ダイエット効果、エイジングケア効果、リラックス効果、抗菌・防腐・防虫効果があると言われています。

コリアンダー

コリアンダーシード
パクチー、香菜

タイではパクチー、中国ではシャンツァイ(香菜)などの名称で呼ばれています。南アジアや南米では料理に欠かせないスパイスです。抗菌、鎮痛、駆虫、鎮静、消化促進、刺激、健胃、駆風、抗炎、解熱に効果があります。イスラエルでは日焼けや肌荒れのケアに利用されていました。腸内に溜まったガスを排出し、便通を良くするため、近年デトックス効果が注目されています。

サフラン

消毒薬に似た特の香りと、若千の苦味を持つスパイスで、料理を黄色く色づけします。鎮静、婦人病予防、発汗、抗うつ、老化防止、血行促進、鎮痛などの効果があります。中枢神経の活性化や記憶力増進に効果的だとされています。更年期障害や月経困難症、冷え性、生理痛などの予防・改善に使われてきました。

山椒

粉山椒がうなぎの蒲焼きの薬味として有名なスパイスです。七味唐辛子の原料としても知られ、みそ汁や魚の照り焼きなどの風味漬けに利用されます。山椒の若葉は「木の芽」として飾りに用いられます。健胃、鎮痛、駆虫、整腸、発汗、消化促進、冷え性改善などの効果があります。内臓器官の働きを活発にし、消化不良を改善するなどの効能があり、新陳代向上や発汗などの働きもあるとされます。

花椒(かしょう、ホアジャオ)

セシュアンペッパーとも呼ばれる、中国産の山椒の一種です。英語で「四川省のコショウ」を意味する名前の通り、四川料理の味の基本となるスパイスです。精神安定、鎮痛、消化促進、健胃、駆虫、抗菌に効果があります。

ジュニパーベリー

ジンの元となるスパイスで、苦味と甘味が混ざったような、まさにジンの香りそのものの芳香が特徴です。発汗、利尿、抗リウマチ、鎮静、抗菌、消化促進などの作用があります。

スーマック

ウルシ科の植物で、レモンに似たフルーティーな酸味とわずかな渋味が特徴のスパイスです。中東料理で使われ、ゴマやタイムと混ぜたミックススパイス「ザーター」によく使われます。老化予防、抗炎症、抗菌、解熱、高血圧・糖尿病予防、風邪予防、免疫力向上などの作用があります。

シナモン(桂皮)

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