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スポケーン・リバーサイド州立公園で過ごした週末。ワシントン州東部の自然に癒されて

(1675文字:読了予想時間約3分)

アメリカの春休み

2ヶ月おきにやってくる謎の一週間休みの一つ、という感じだが現地では子供を連れて歩いているとスプリングバケーション?とよく声をかけられる。この一週間という短い休みを縫うようにして、私たちはワシントン州東部、スポケーンへ足を向けました。
目的は娘の習い事の大会参加。シアトルから車で5時間ほどかかるにも関わらず朝が早いので前泊することに。その拠点に選んだのは、スポケーン市内からほど近い「リバーサイド州立公園(Riverside State Park)」でのキャンプ。アメリカに来てから初のキャンプに心躍りましたが、装備が満足にないのでとりあえずキャンプの空気感を見るだけと自分に言い聞かせライトな装備で向かいました。

キャンプの準備

キャンプ場はネットで探しました。
日本だとなっぷを見れば一発ですが、アメリカではそう言ったまとめサイトはあまりないように思います。
無料のキャンプサイトもアメリカにはたくさんありますが、英語もネイティブとは程遠い私たちは有料の場所から探すことにしました。
国立公園や州立公園のキャンプ場が値段も高くなくおすすめですが、国立公園の場合は宿泊でも入場パスが別で必要になるので注意が必要です。州立公園は宿泊すれば入場パスが込みな場合が多いと思います。
クマが出る地域かどうかも見た方がいいと思います。日本人ならクマが出ると聞いたら怖気付くかもしれませんが、クマ用のフードコンテナが各サイトにある場所を選ぶ必要があります。もしくは自分で臭いの絶対漏れない容器を購入して持参するか。
今回宿泊した場所はクマの恐れはなく杞憂でした。全米がそうなのか、高規格なキャンプ場だったのか、ファイアーピットとテーブルとイスが常設で各サイトに備え付けてありました。


揺れる吊り橋と、野生の訪問者

公園のシンボル「ボウル・アンド・ピッチャー」にかかる吊り橋は、想像以上に揺れて、渡るのが少し怖いくらいです。でも、そこから眺めるスポケーン川と力強い玄武岩の景色は、ずっと緊張状態だった運転からすっと心を解いてくれるようでした。
観光客もまばらで、聞こえてくるのは川の音だけ。ふと目を向けると、そこには優雅に歩く鹿の姿。そんなのんびりした空気が満ちた大自然が心地よかったです。

「何もしない」アメリカ流キャンプの心地よさ

翌朝は大会のために超早起き!当日の夕食はみんな大好きカップ麺で済ませることにしました。
日本のキャンプなら、炭をおこしてBBQに、鋳物鍋で煮込み料理…と張り切るところだけれど、周りのサイトを見渡すと、みんな驚くほどシンプルに過ごしています。大きなキャンピングカーを横付けして、ただ火を眺めて静かにリラックス。小さなトラックに、倍はありそうなキャンピングカーを引率していたり、車の上にルーフトップテントを乗せていたり、日本の「テントの売り場かな?」と思うほどおしゃれなテントサイトとは大違いの光景です。キャンプサイトにはキャンピングカーに繋げるための上水と下水の管が常設されているのが当たり前のようで驚きました。

松ぼっくりの火と、子供達の背中

キャンプでの火の番は子供達の楽しみの一つ。娘がどこからか拾ってきたのは、この地域特有のポンデローサパインの大きな松ぼっくり。マツ科の木が多いこのエリアの松ぼっくりは、樹脂がたっぷりで、火に入れるとパチパチと元気よく燃えます。生木なのに煙が少ないのは、この乾燥したワシントンの空気のおかげでしょうか。
日本から持ってきた、もういつ捨ててもいいような年季の入った古いテント。エアマットは輸送で壊れてしまったので代わりにヨガマットを無いよりはマシと敷いてみて、大量のブランケットとホットカーペットを入れてキャンプをするにはまだちょっと早い春の初めの夜を乗り越えました。翌朝は、予想通り身体がバキバキ。
設営にアクセクするようないつものおしゃれなキャンプではなかったけれど、あのパチパチと燃える松ぼっくりの音と、その分ゆっくりと過ごした時間はどんな贅沢なディナーよりも私たちの心を満たしてくれました。これから本格的なキャンプシーズンが始まるのが楽しみです。


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海を渡ったエビフライinアメリカ ありがとうございます!糸車とか、お酒の蒸留機とか、僻地への探検とか、無くてもいいけど人生を充足させてくれるもの・ことに使ってレポートします。