舞台『月農』 感想
2025年11月にYouTubeで期間限定公開されました。ありがたく拝見することにー!

あらすじ
月よ、見よ。
公式サイトに載ってるのはこれだけ。かけてきたなぁ。
脚本、演出 私オム
1989年生まれ。大阪府出身。
代表作は女優の水野美紀氏との共同演出作品「されど、」や朗読劇「探偵ガリレオ」などがある。
身近に感じる日常にドラマを生み出し、笑いを挟み込みながら会話劇で展開する作風は各テレビ局関係者からの評価も高い。
また、10代の頃から国内や海外を放浪していた経験を持ち、様々な角度から人物を描き、人間の悩みや苦悩葛藤を経ての成長に至る描写を得意とする。
2023年に開催された「演劇ドラフトグランプリ2023」では脚本・演出を務めた作品「こいの壕(ほり)」がグランプリを獲得。
近年では原作のある作品の脚本演出のオファーが相次いでいる中、自身のオリジナル作品の上演を定期的に行い、多くの関係者が観劇に訪れている。
キャスト
津久井/和田雅成

豊橋二葉/入来茉里

吉田星/武子直輝

豊橋一葉/長谷川かすみ

松井吾郎/横山涼

照屋カンナ/福室莉音

大森満/宮下貴浩

照屋弘武/植木祥平

雅成くんって、大変記憶に新しいのがあなたを殺す旅だと思うんだけど、正反対なキャラでしたね(笑)リフォロワーの時のあの潜入調査する時のキャラと今回のキャラ似てたと思うんだけど、どっちが好きかって言われたら完全にあなコロなんだなぁ。情けな雅成くんも悪くないんだが、カミシモとかね、あなコロの方が雅成くんの良さは出てる気がします。
感想
私オムさんの作品を見るのは前回の作品、愚れノ群れが初めてで今回が2作目。
前作も今作も、特に奇を衒ったトリックみたいなものはなくて、どちらも人間の感情に焦点を置いてる作品のように感じました。
キャラ設定について
えーーーと、正直な感想を書きますね。感想なので。
え、雅成くん、一葉のこと好きだったの????だいぶ流されやすすぎない?!え、いつから好きだったの?こんな簡単に流されて人を好きになる男嫌なんやが(笑)
あと正直、この一葉のキャラクター、好きになれん。めん……へら?人間死ぬってわかると何でもできるようになってしまうんか?ってくらい、実際こんな女いたら引くんだがっていうキャラだった気がします。……男ってこうゆう女が好きなのかなぁ…。
完全に立場を利用したメンヘラ女にたぶらかされた和田雅成すぎてちょっとうーんでした。好きって言ってとか抱きしめてとか…。いや、うーん。
兄妹すごく良いな
カンナちゃんに救われたぁー(笑)上記のもやもやがある中で真っ直ぐなカンナちゃんに救われました…。
お兄ちゃんとの会話も、まじで兄妹の会話ってこんなもんだからね、妹に夢見すぎないほうがいいぞ(笑)てかさ、オムさんの舞台って、舞台上でふっつーに物食べるよね、私食べ真似してるよりこっちのほうがすきだー。
止めてもいくから邪魔しないでほっといて関わらないでぶっ飛ばすよwww
みんな色んな過去を抱えて生きてる
この舞台の本質に近いところなのかなーって思うんです。人間の膿。
消したい過去ってあるし、吐き出して楽になりたいことってある。津久井の中で一葉は大きかったんだろう。何もかも無くしてしまいたくて、名前も変えて職も捨てて。それでも一葉のことは忘れられなくて、膿となって残ってしまってずっとモヤモヤして生きてる。
なんか自分ばっかツライみたいな顔してる津久井なんだけど、(ほんとそれなお兄ちゃん!!!)きっと、照屋兄妹だって、両親が一気に亡くなってものすごいショックを受けた過去があるだろうし、なんも言わないけど大森さんだって絶対なんかあるでしょ。ごめん、松井吾郎はないかもしれないわw
結構さー、みんな言わないだけで色々抱えてるもんよ。人の不幸話なんて聞きたくないからね。それが人の死ってなると結構大きいかもしれないけどさ。ましてやね、津久井君の場合はね。
でーもーさー。医者なんでしょ?人の命にめちゃくちゃ関わる現場で生きてきたんでしょ?とか思っちゃう私は厳しい女ですね、はい。
津久井が一葉を殺したって、津久井は思ってるみたいだけどさー、医療のことはわからんのだけど、呼吸器外したいって本人が望んだんだからもうそれで良くない?と思っちゃうんだが。
あれだ、ごめん、私一葉が好きじゃないからそう思ってんのかも。笑 だとしたら、脚本的にもっと一葉を愛されキャラにすべきだったな。
なんかね、大切な人を亡くして気が立ってるお姉ちゃんもわかるんだけど、なんかちょっと自分勝手かなぁーとか。二葉が愛したあなたを消さないでほしいとか…。
それでも
兄妹の、この話すごくいいと思った。えぇ、過去まで愛せないっすわ、いつまでも嫉妬心みたいなはあると思うよ。でもそれで今のその人を見られなくなるのは、その程度ってことだと思うからねー。それでも好きなんだったら向き合えばいいさってお兄ちゃんド正論なんだけど、今カンナちゃんよしよししてほしかったんだよー(笑)
元の名前で生きていくことにした津久井
膿を出して、少し前向きになった津久井。元々が内向的な性格っぽいから、いきなり明るくなるわけじゃないだろうけど、カンナちゃんと一緒にいることで、明るくなっていってくれたら嬉しいなぁ…。
面白、可愛かった場面
今作はクスッとする場面とか多かった気がします!
カンナちゃんガチで土かけるじゃんw
農具の手入れ、エアダスターすぎて笑ったw
布団、だいぶ死んでるんで結構ありますw
何作りたいのー?って聞いても、うーん、って感じだったしぃー、っていう松井、可愛すぎた。
大森さん、カッコつけてんのに全然見られてないのウケたwあと4件、で一葉も笑ってるやんw
まとめ
なんか結果、辛口批評みたいになってしまって申し訳ない。脚本を、俳優さんを否定する気持ちは一切なくて、多分単純にキャラクターが好きになれなかった。それだけ。というか、たった一人のキャラクターを好きになれないだけでこんなにも舞台に入り込めなくなるとはっていう新たな発見というか。
でもね、人間の感情をうまく舞台で表現できていたと思います。だから、なんか愚れノ群れの時も思ったんだけど、ドラマでもいいと思うと言うか。心情描写的には舞台よりドラマ向けな脚本だった気がする…と何も知らないド素人がほざきます。
お話としてはすごくスッと入ってきて、それこそ誰が誰だかわかんないみたいなこともないし、舞台の使い方も3箇所をうまく使ってるなーって思いました。二葉だけ、衣装着替えられなかったのかな…?ってちょっと違和感ありましたが
、逆に雅成くんの白衣羽織っただけなのに違和感なかったのがすごいなと(笑)
と言う感じで、舞台の感想でした。私の理解力が足りないばっかりに、しっかり理解しきれず不完全燃焼となってしまったことが悔しいです。なんだろう、もう少し年齢が上がってから見ると違うのかなぁ…とも思うので、また見られることがあれば、再挑戦してみたいと思います。

