1人起業の生存戦略。実力は答え合わせで積み上がる。
今日もタイ北部の町チェンマイからお届けします。
「新しいビジネスをはじめる際に、業界のことをゼロから勉強しているのでしょうか。そうだとしたらどうやって勉強しているのか知りたいです。」
先日、Xを通じてこのような質問をいただきました。
えびちゃんの場合は『業界の構造を直接つかみにいく形』で、ある理論をベースに勉強しています。
動画や本で勉強して、あとは自己流で進めていく王道の道筋をやめた理由は高校時代のある出来ごとに遡ります。
2年以上勝てなかった人が、数ヶ月で最強になった。
高校時代、テニス部に3年生の春までずっと試合に勝てない非レギュラー部員がいました。それなのに最後の数ヶ月でとつぜん強くなり、たった数ヶ月で部内では誰も敵わない強さに変わった姿を見たことがあります。
練習時間が増えた様子はまったくなく、使っているラケットも同じです。変わったのは放課後の過ごし方一つでした。
同じ場所で同じ時間を過ごしてきた人が、なぜたった数ヶ月で全員を追い抜けたのか。ここを考えていくとモノゴトが上達する力には二つあることが見えてきます。
① 公開されている構造を速く読む力
② 公開されていない構造をじぶんでつかむ力
①は受験や資格試験のように、すでに答えが公開されているルールで最良の結果を生み出す、大学入試や国家資格などで役にたつ力です。多くの人が勉強と聞いて思い浮かべるのはこちらで、YouTube動画や本で勉強するのも①のやり方になります。
②はスポーツやビジネスのように、決まった答えが公開されていない条件下で結果の差をつくります。見えないだけで答えを持っている人が確実にいて、それをじぶんでつかみに行く力です。
テニス部の彼が最後の数ヶ月で使っていたのは、
公開されていない構造をじぶんでつかむ力でした。
たった数ヶ月のうちに彼に起きていたのと同じことを、バイオリンの上達速度を調べて1993年に論文にまとめた学者がいます。
構造が読めれば、自己流の何年分もの練習を数ヶ月で追い抜けてしまうという、アメリカの世界的な学術誌に載った30年以上引用され続けている研究です。
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