最速レポート: ジャム&ルイス2回目の来日初日~シャニース元気いっぱいに登場~安定のルーベン~バンドは超タイトにかっこよく
最速レポート: ジャム&ルイス2回目の来日初日~シャニース元気いっぱいに登場~安定のルーベン~バンドは超タイトにかっこよく
【Jimmy Jam & Terry Lewis Second Ever Japan Tour Report】
(内容がでます。行く予定で事前情報を知りたくない方はご注意ください。行くか行くまいか迷われている方、行く予定のない方はご自由にお読みください)
1年ぶり。
昨年(2024年)世紀の初来日としてブラック・コンテンポラリー、R&B、ソウル・ミュージック・ファンの期待を一身に集めたスーパー・プロデューサー、ジミー・ジャム&テリー・ルイスの、はたせるかなほぼ一年ぶり2度目の来日公演。今回は8月16日土曜日に幕張で行われたロック・フェス『サマー・ソニック』にも登場。
ビルボードライブでは東京2日、大阪1日、公演が行われる。その初日ファーストに出向いた。
ちなみに『サマソニ』では約40分弱12曲のショーだったそうだ。
さて、今回のライヴの最大の目玉は、フィーチャーされる女性シンガーが昨年のシェレーアからシャニースに変わった点。シャニースはこれまでにも何度も来日しており、なによりも、「アイ・ラヴ・ユア・スマイル」の特大ポップ・ヒットでおなじみだ。
今回のライヴで最大のニューズがなんと、写真撮影、ビデオ撮影が他の人の迷惑にならない限りOKということ。これは嬉しいサプライズだ。

例によって全員黒装束のバンドメンバーが位置につき、いわゆる「スニペット」という録音されたメドレーが流れて、イントロが始まり、そして、SOSバンドで知られる「ジャスト・トゥ・ビー・グッド・トゥ・ミー」が始まると、アリーナの観客の3分の1は立ち上がったのではないか。ジャム&ルイスのプロトタイプ的パターンを作ったSOSバンドで始まるのは、ジャム’&ルイス・ライヴにとっては定番かもしれない。
そして、シャニースは最初から女性リード・ヴォーカル部分を一気に引き受ける。当初こそちょっとおぼつかなかったが、ステージが進むにつれどんどんとテンションがあがっていく。ところどころ日本語で「ありがとう」などと交えて愛嬌を振りまいた。
ルーベンも昨年同様、確かの喉を聴かせる。アレグザンダー・オニール作品だと、ちょっとアレグザンダーを思わせる歌唱を見せたような気がした。
今回のショーではなんといってもシャニースの「アイ・ラヴ・ユア・スマイル」が歌われるところが嬉しい。この曲自体はナラダ・マイケル・ウォルデンのプロデュースだが、シャニースの代表曲なのでやらないわけにはいかない。
バンドがシークエンスもはいりつつ、しっかりとしたリズム隊をくみ上げ、アリーナ・フロアのお客さんはがっちり踊っていた。
それにしても、こうして大ヒットがジャム&ルイス本人たちのパフォーマンスで聴かされると、やはりヒットしたときのことが思い浮かんでくる。1985年のヒットは、もう40年も前、1990年でも35年前、1995年のヒットでも30年前だという数字を並べてみると、時が経つのはなんと早いのかと愕然とする。一方で、30年経っても40年経っても、ヒット曲の「純度」というものは、まったく色褪せない。これほどの継続性を持つ楽曲の魅力とはなんなのだろう。そうしたものを作り上げてきたジャム&ルイスはまさにスーパー・プロデューサー、スーパー・ソングライター、伝説と呼ぶにふさわしい。残り、東京1日、大阪1日、行かれる方はぜひ楽しんで、また迷われている方は、これが最後の来日かもしれないと思って、足を運ばれることをお勧めする。
■ビルボードライブ東京 予約サイト
ビルボードライブ大阪
シャニースとも久々に再会、またジミー・ジャムとも再会し、いろいろ近況を聴いたので、そのあたりは後日ブログでご紹介します。
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■シャニースについて
1973年5月14日ペンシルヴェニア州ピッツバーグ生まれ。1987年、14歳のときにA&Mレコーズから『ディスカヴァリー』でデビュー。「キャン・ユー・ダンス」と「ノー・ハーフ・ステッピン」が小ヒット。その後、1991年モータウンに移籍。ここから「アイ・ラヴ・ユア・スマイル」が大ヒット。一躍、90年代を代表する女性R&Bシンガーのひとりそのごも多数のバックコーラスなどに参加。また、俳優としても映画界でも活躍。
シャニースの来日は1987年11月プロモで初来日、2000年2月都内ゼップなど単独公演、1995年4月スーパー・プロデューサー「ナラダ・マイケル・ウォルデン」、2008年6月ビルボードライブではブラウンストーンのニッキと、SWVのココと3人の共演ステージ。2010年10月コットンクラブなどで来日。数年前に、プライヴェート・パーティーで来日したこともあるという。
シャニース・ライヴ~14歳でデビューしたシンガー、大人のシンガーへ
2010年11月01日(月)
2008年06月20日(金)
レディーズ・ナイト~ニッキー、シャニース、ココ歌う
■ルーベン・スタッダードについて
1978年9月12日西ドイツ・フランクフルト生まれ。オリジンはアラバマ州バーミングハム。ルーベンはテレビのオーディション番組『アメリカン・アイドル』2年目の2003年の優勝者。その後、Jレコーズからデビューし、デビュー作は200万枚を売った。ルーベンはプロモーションで2004年3月来日、そのとき渋谷デュオでギタリストと二人だけのショーケース・ライヴを敢行。その後デイヴィッド・フォスターのライヴで2010年10月来日。このときはフルオーケストラで歌った。ルーベンには2番目の妻との間に2020年に息子が、2024年に娘が生まれている。(ライヴ評下記参照)
ルーベンの4作目『ラヴ・イズ』でジャム&ルイスが5曲プロデュースしている。
Ruben Studdard Can’t Help It (Produced By Jam & Lewis)
Ruben Studdard-Flying Without Wings
Ruben Studdard-More Than Words (Produced by Jam & Lewis)
■ジャム&ルイス2024年初来日コンサート・ライヴレポート
速報 ジャム&ルイス、初来日コンサート・ミニ・ライヴ・レポ
2024年7月29日
続~ジャム&ルイス~セットリストの意外な選曲
2024年7月30日
大旋風を巻き起こしていったパフォーマーとしてのジャム&ルイス (パート1)~東京初日ファースト完全セットリスト付き
2024年8月4日
大旋風を巻き起こしていったパフォーマーとしてのジャム&ルイス(パート2)~40年待った東京2日目ファースト完全セットリスト(オリジナル、シングル発売時期)付き~めくるめく、キラキラのライヴ
2024年8月5日
■セットリスト2025
ファーストとセカンドは若干変わります。また日によって曲順などが変わる可能性もあるので、これはあくまで参考程度にしてください
■ビルボードライブ初日ファースト・セット完全セットリスト:ジャム&ルイス transcribed by The Soul Searcher
Setlist : Jam & Lewis, 8/18/2025 (Monday), first show @ Billboard Live Tokyo
【凡例】
曲名
[S]=Shanice lead, [R]=Ruben leadルーベン、先にリードを取ったシンガー、
[ ] denotes the artist who made it hit, single released month and year, ヒットさせたアーティストと全米シングルリリース年月
1983/6は1983年6月全米発売
J#1~ ジャネット・ジャクソン曲のみ1~7までナンバーを振った
Show started 17:30
00 Mix Medley (pre-recorded) a snippet of “777-9311”[The Time] – “If It Isn’t Love” [New Edition] – “Rhythm Nation” [Janet Jackson] – “That’s What It’s Made For” [Usher]
01 Intro / Just Be Good To Me [Shanice [=S])][SOS Band, 1983/6]
02 Tell Me If You Still Care [Ruben [=R] + Shanice] [SOS Band, 1983/10]
03 What Have You Done For Me Lately [S] [Janet Jackson, 1986/1] J#1
04 Saturday Love [S+R] [Cherrelle with Alexander O’Neal, 1986/1]
05. Encore [S][Cheryl Lynn, 1983/11]
06 Fake [R][Alexander O’Neal, 1987/5]
07 Human [R] [Human League, 1986/8]
08 Love Will Never Do (Without You) [R+S] [Janet Jackson, 1990/2] J#2
09 Escapade [S] [Janet Jackson, 1990/1] J#3
10 Rub You The Right Way [R] [Johnny Gill, 1990/3]
11 Can You Stand The Rain [R+S] [New Edition, 1988/12]
12 あなたにめぐり逢うために (mix by Jam & Lewis)竹内美樹 (2023/10)
13 <Piano Bar, ballad section> Tender Love [R] [The Force MD’s, 1985/12]
14 On Bended Knee [R] [Boyz II Men, 1994/11]
15. Open My Heart [S] [Yolanda Adams, 2000/4, from album “Mountain High…Valley Low”, 1999/9]
16. I Love Your Smile [S] [Shanice]
17 U Remind Me [R] [Usher, 2001/5]
18 Bad Girl [R] [Usher, from the album “Confessions” 2004/3]
19. That’s The Way Love Goes [S] [Janet Jackson, 1993/4] J#4
20 Doesn’t Really Matter [S] [Janet Jackson, 2000/5] J#5
21. Someone To Call My Love (sampling Ventura Highway) [S] [Janet Jackson,2001/6,S=11,P#3] J#6
22 Together Again [S] [Janet Jackson, 1997/12] J#7
23. The Bird [R]+all [The Time]
Show ended 18:38
Members
Jimmy Jam / ジミー・ジャム (Keyboards、vocal)
Terry Lewis / テリー・ルイス (Bass)
Ruben Studdard / ルーベン・スタッダード(Vo)
Shanice / シャニース(Vo)
John Jackson / ジョン・ジャクソン(Music Director)Keyboards
John Snow / ジョン・スノー(Gt)
David Smith / デイヴィッド・スミス(Dr)
(2025年8月18日月曜、ビルボードライブ東京・ファースト・セット、ジミー・ジャム&テリー・ルイス・ライヴ)
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