【地方のリアル】「増え続ける空き家」と「荒れる里山」を、全国の街はどうやって“価値”に変えたのか?
こんにちは。
ニュースでよく耳にする「空き家問題」や「耕作放棄地」という言葉。どこか遠い場所の難しい課題のように思えますが、実は私たちの未来の暮らしに直結する切実なテーマです。
総務省の調査によると、全国の空き家率はすでに13.8%を超え、過去最高を記録しています。また、担い手不足によって手入れが行き届かなくなる農地や里山の問題も、全国的な課題となっています。
しかし今、このピンチを「新しいチャンス」に変えて、全国から人を呼び込んでいる面白い地域があるんです。法律の動きを賢く活かしたり、地域の魅力を再発見したりしながら、景色の見え方をガラリと変えた先進的な事例をご紹介します。
眠れる「空き家・空き地」を、人が集まる特等席へ
法律の改正によって、適切に管理されずに放置された空き家(管理不全空家)への税制上のペナルティが厳しくなるなど、全国で対策が本格化しています。そんな中、これらをポジティブに生まれ変わらせた街があります。
▼ 徳島県神山町:若者が集まる「創造的過疎」のまち
空き家を単に埋めるのではなく、IT企業のサテライトオフィスやクリエイターのアトリエとしてリノベーションして誘致。一時期は移住者が転出者を上回る「社会増」を達成するなど、過疎化の課題に対して先進的な利活用スキームを築いたことで全国的に知られています。
▼ 兵庫県神戸市:独自の条例による適正管理と地域活用
増え続ける空き家・空き地に対して独自の条例を設け、適切な管理を促す仕組みを構築。さらに、跡地などを地域住民が利用できる「市民緑地」などのコミュニティスペースとして活用する試みも進められています。
荒れていく「里山・農地」を、誰もが主役になれる舞台へ
地域の自然や農業の担い手不足という課題を、「観光」や「新しい人のつながり」と掛け合わせて解決しようとする動きも活発です。
▼ 新潟県十日町市:棚田×アートが生んだ「エモい」観光地
美しい棚田の景観を守るため、都市部の住民が関われるオーナー制度などを実施。さらに世界的な「大大地の大地の芸術祭」の舞台として里山や棚田にアート作品を配置することで、年間を通して多くの人々を魅了する一大スポットを作り上げました。
▼ 高知県などの先進事例:農地バンクを活用した次世代へのバトン
農地中間管理機構(農地バンク)という仕組みを活用して、分散しがちな農地を集約。地域おこし協力隊や意欲のある若い世代、企業などを巻き込み、特産のゆずやナスなどの栽培、さらにはスマート農業の導入へと繋げる取り組みが各地で始まっています。
あなたのアイデアで、地元の景色を変えてみませんか?
「古い空き家」も「手入れが難しくなった農地」も、決して諦めるべきお荷物ではありません。そこに新しい「目線」と「仕組み」を掛け合わせることで、街を何倍もおもしろくする原石に変わるのです。
こうした「地域の課題をアイデアで強みに変える」ワクワクする挑戦が、熊本県甲佐(こうさ)町でも始まろうとしています。
あなたのアイデアとIT・AIの力を掛け合わせて地域の課題を解決する「甲佐町地域経済デジタルプログラム」がスタート!
「町の空き家状況がわかるようなサービスをつくりたい」「地域の仕事やボランティアをスムーズにマッチングしたい」といった、あなたの『あったらいいな』をプロ(エイト)の伴走サポートのもとで実際の形にできる実践的なプログラムです。
まずはカリキュラムの詳細や、学習システムを知っていただける「オンライン説明会」を開催します。どうぞお気軽にご参加ください!
📅 オンライン説明会のご案内
開催日時(※いずれか1回をご選択ください)
令和8年 8月5日(水) 13:00 〜 14:30
令和8年 8月18日(火) 10:00 〜 11:30
開催場所:オンライン開催
参加費:無料
本講座会場:甲佐町起業等応援施設「メブカス」
(※普段の講座は自宅や職場で受講可能です)
対象:甲佐町在住・在勤・在学の方(年齢・性別不問、PC基本操作ができる方)
