チェックメイト〜君を取るのはこの俺〜 | 2026 | 韓国BLドラマ
製作年:2026
原題:체크메이트
評価:★★★
レビュー:高校時代、学力も容姿も人気もすべてスヒョンより上だった、不動の1位ウンソン。学力、容姿、人気……何でもできる完璧な存在でした。すべてにおいて勝てなかったスヒョンは、ウンソンに強い劣等感と執着を抱いていました。卒業して離れた後も、その感情が消えることはありませんでした。ある日、ウンソンのネット記事を見たスヒョンは、今度こそウンソンを陥れるため、記者としてウンソンの前に現れます。しかし、ウンソンはスヒョンのことを覚えていないように振る舞います。スヒョンは気づいていないふりをするウンソンの弱みを探し、復讐の機会を狙います。そんな中、ウンソンを取り巻く過去や、権力を持つ画家パクとの関係に隠された問題を知り、スヒョンはウンソンと共に真実を暴くことになります。最初は復讐のためだったはずなのに、気づけばスヒョンの感情は大きく変化していました。あんなにウンソンを憎んでいたスヒョンが、最後には愛情過多になっている姿が最高でした。そして、ウンソンも本当はスヒョンを特別な存在として見ていたのではないかと思います。スヒョンがウンソンと同じ物を持とうとしていた姿は、少しでも同じ場所に立ちたいという憧れや悔しさの表れだったのかもしれません。そんなスヒョンの存在を、ウンソンは面白がりながらも、いつしか放っておけない特別な存在として見ていたように感じました。
ショートドラマですが、展開が早いだけではなく、一本の映画を見たような満足感がありました。ストーリーもしっかりしていて、短い時間の中でも二人の関係性が丁寧に描かれていたと思います。ただ、二人の恋愛描写は少しあっさりしていて、ここからってところでシーンが変わっていたり、「あれ?いつの間にこんな関係になったの?」と思ってしまいました(笑)。ドキッとするシーンは多かっただけに、もう少し二人が距離を縮めていく過程や、ラブラブも見たかったです。だからこそ、原作を読んで二人の関係をもっと追いたくなりました。復讐から始まったと思っていた関係が、実はもっと前から特別な感情で繋がっていたのかもしれない。そんな二人の関係性が魅力的な作品でした。接近戦もそこまで強くないので、BL初心者の方にも見やすい作品だと思います。
スヒョン役のチョン・ウジンさんは「恋愛禁止!恋の合宿スクール」「ロミオとロミオとジュリエット」にも出演しいます。少し幼さを感じる雰囲気がありながら、強いオーラも感じられ、演技に引き込まれる俳優さんでした。今回とはまた違った役柄を演じる姿も見てみたいと思いました。
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