日本人による洋楽カバー特集(真矢の叩くKILL THE KINGは絶品!)
今回は同僚通信第62号(2019年11月5日発行)からの再構成です。
1 Can’t Take My Eyes Off Of You(Tommy february6)
2 SINCE YESTERDAY(Tommy february6)
3 Help!(LOVE PSYCHEDELICO)
4 Just The Way You Are(槇原敬之)
5 The Stranger(大黒摩季)
6 彼と彼女のソネット(大貫妙子)
7 TIME OF THE SEASON(織田哲郎)
8 Smells Like Teen Spirit(ONE OK ROCK)
9 I Love Rock’n Roll(L’Arc~en~Ciel)
10 Kill The King(真矢ほか)
11 Nothing To Lose(Rolly)
12 Calling Dr. Love(シシド・カフカ)
13 Fool For Your Loving(小野正利)
14 Basket Case(PUFFY)
15 デイ・ドリーム・ビリーバー(忌野清志郎)
16 Top of the World(少年ナイフ)
17 Hotel California(上杉昇)
18 NEW SONG(BEAT CRUSADERS)
19 Time After Time(杏子)
1は、ブリリアント・グリーンのボーカルである川瀬智子がソロプロジェクトとして2001年にスタートさせたTommy february6のファーストアルバム(2002年)に収録された曲。いわゆる「君の瞳に恋してる」ですね。椎名林檎のカバーも好きですが、今回はこれを選びました。オリジナルはフランキー・バリですが、日本ではボーイズ・タウン・ギャングのバージョンが浸透していますよね。私は個人的にブリグリがけっこう好きで、その流れでトミーのソロも一時期はよく聴いていました。
ということで2もそのトミーの曲。ファーストシングル(2001年)のカップリングでした。オリジナルはストロベリー・スウィッチブレイド(覚えてる人はどれくらいいるのでしょう?)の「ふたりのイエスタデイ」(1984年)。かなり再現性の高いカバーだと思います。
ちなみにオリジナルはこれ↓
3は、タイトルを見ただけで誰でもわかるようにビートルズの曲。それをLOVE PSYCHEDELICOが2006年に出したシングルのカップリングでカバーしています。最近のグループで言うとGLIM SPANKYがちょっと肌触りが似ている気がします。このカバーは原曲のイメージからけっこう離れたアレンジになっていますね。
4と5は、2006年にリリースされた「WANNA BE THE PIANO MAN」という日本人アーティストによるビリー・ジョエルのトリビュートアルバムに収録された曲。4の邦題は「素顔のままで」でしたね。たしかグラミー賞もこれで受賞していましたよね。槇原敬之もある意味「ピアノマン」ですから、うってつけの人材ですよね。個人的には「オネスティ」あたりを歌ってほしかったですが。
5は、ビリー・ジョエルが日本で完全にブレイクした時の曲ですね。オリジナルのインパクトは超えられていないけど、大黒摩季もパンチのあるボーカリストですから、健闘していますね。オリジナルの、あの一世を風靡した口笛+ピアノのイントロは歴史上5本の指に入れたいくらいの神イントロだと思います。
・・・この曲の動画もしくはストリーミング音源は見つけられませんでした。
6を知っている人はどれくらいいるでしょうか?この曲のオリジナルは、フレンチポップスで、エルザという女性歌手が1986年にリリースした“T’en vas pas”(邦題は「悲しみのアダージョ」)なんですが、この音源を入手するのにかなりの年月を要しました。ちょうど大学卒業間際の曲だったので、教員になってからもずっとCDとか探し続け、仲良しの社会科の先生が教科の先生方でヨーロッパ旅行をするという時に「フランス行ったらエルザのCDを買ってきてください」とおねだりして、買ってもらったはいいけどこの曲が収録されていなかったという残念な結果に。今回のカバーは、大貫妙子が原田知世のために日本語詞を書き1987年にリリースした曲を、歌詞を一部変えて発売したバージョンです。20代までは大貫妙子がけっこう好きだったので、この曲の入ったアルバムも買いました。オリジナル音源を入手する前にカバーを入手したという順番ですね。
原田知世ver.も。
7は、1993年にリリースされた「ビーイング」所属アーティストによるコンピレーションアルバム「ROYAL STRAIGHT SOULⅡ」に収録された曲。オリジナルは1969年の大ヒット曲で、ゾンビーズというイギリスのバンドです。それを私の神様が多重録音でカバーしたわけですが、2003年に札幌クラップスホールで行われた弾き語りライブでも披露されました。その時はギター一本で。この録音に入っている女性のセクシーな声は「PIC」という人で、神様のファーストアルバムにもコーラスで参加したりしていましたが、私が大学3年生の夏に発足した「織田哲郎ファンクラブ」の世話人というか事務局担当というか、そういう印象の強い人です。何しろこのファンクラブの会報は、1年くらいほんとに手作り感満載のつくりで、PICさんの手書きの会報を普通にコピーしただけ(ホチキス止めくらいはしてありましたが)という状態でした。1年くらいしてからは印刷会社に外注した小冊子にグレードアップしましたが(笑)。たまにハガキとか来るときは宛名はPICさんの手書きでしたね。まだPCとか普及する前でしたから(1985年とかですので)。ワープロもまだ出始めの頃です。
8は、2012年にリリースされた日本人アーティストによるアルバム「NEVERMIND」のトリビュートに収録されたもの。いわゆるワンオクによるカバーですね。オリジナルのニルヴァーナのアレンジを大きく変えずにカバーしているところに好感が持てます。
9は、竹ちゃんの大好きなラルクです。以前、洋楽カバー集でブリトニー・スピアーズによるカバーを紹介しました。真のオリジナルよりもジョーン・ジェットのバージョンが一番有名ですかね。このラルク・バージョンは最初配信シングルでリリースされ、後に2011年に発売したベスト盤の中で初めてCD化されました。私も配信の方は以前から持っていたんですが、このCDに入れるためにレンタルでラルクのベストを借りてきました。
10は、アーティスト表記が難しいのですが、コージー・パウエル死去のニュースを受けて1998年に発売されたトリビュートアルバム「COZY POWELL FOREVER」に収録されたバージョンです。メンバーはラウドネスの二井原実(vo)、SIAM SHADEのDAITAとアースシェイカーの石原慎一郎(g)、元VOW WOWの厚見玲衣(key)、2011年に亡くなったX-JAPANの沢田泰司(b)、そしてLUNA SEAの真矢(dr)というなかなか豪華な顔ぶれです。オリジナルはRAINBOWのサードアルバムに収録されていますが、真矢のドラムもコージーに負けない迫力でなかなか良いと思います。
11は、1998年にリリースされた日本人アーティストによるキッスのトリビュートアルバム「地獄の賞賛」に収録されたものです。Rollyでピンとこない人は元すかんちのローリー寺西(槇原敬之のいとこ)と言えばわかりますかね?オリジナルは、キッスのファーストアルバムに入っていました。ジーン・シモンズの曲ですが、私にとってはアンプラグドでピーターやエースが合流してみんなでこの曲を歌うという展開の印象が強い曲です。
残念ながらこの曲も貼り付けられる音源が見つかりませんでした。
12は、2016年リリースのこれもキッスのトリビュートアルバム「地獄のメイクアップ」(女性ボーカルオンリー)からの曲。日本人アーティストではこのシシド・カフカが唯一の参加だったと思います。オリジナルの邦題が「悪魔のドクター・ラブ」でしたね。ジーンがリードボーカルで。私が2枚目に買ったキッスのシングルでした(1枚目は「ハード・ラック・ウーマン」)。音源としては一番最近入手したものなので、正直1~2回しか聴いておりません。
すみません、この曲も音源見つかられず。私のPCには入っているのですが・・・。
13は、小野正利が2011年に出した洋楽カバーアルバムに収録された曲。オリジナルはホワイトスネイクです。後にスティーヴ・ヴァイが加入してからセルフカバーしていましたが、私が高校生の頃にすでにあった古い曲です。自分のバンドでも一度演奏した記憶があります。
14は、PUFFYが2006年にリリースしたアルバム「Splurge」のボーナストラックとして収録されたもの。オリジナルはグリーン・デイ。以前の洋楽カバー集では、アヴリル・ラヴィーンのカバーを入れました。
15は、コンビニのCMソングとして知らないうちに耳にしている曲だと思いますが、もしかするとこれが洋楽のカバーと気付いていない人もけっこういそうですよね。一応ここでの名義は忌野清志郎になっていますが、正確には彼のバンド、タイマーズによるカバーです。一応デビューシングルだったようですね(1989年)。オリジナルは1967年のモンキーズ。たしかこの音源は鈴木先生が貸してくれたCDだったと思います。
16は、1994年リリースのカーペンターズ・トリビュート・アルバム「If I were a carpenter」に収録されたもの。アルバム全体がオルタナティブ系のバンドによるカバーで、日本のバンドはこの少年ナイフのみでした。少年ナイフ自体にほとんど興味がない私ですが、このアルバムを新得高校時代に買ってよく聴きましたし、アルバムを聴かなくなっても、この曲だけは聴き続けていますね。今回収録した19曲のうち、一番聴きこんでいるのはこの曲か、神様のやつかどっちかだと思います。MDの時代から聴いていますからね。
17は、前述の「ビーイング系アーティストによる洋楽カバー集」の第3弾「ROYAL STRAIGHT SOUL Ⅲ Vol.1」(1992年)に入っていました。けっこうレアな音源だと思います。元WANDSの上杉昇による、イーグルスの大ヒット曲「ホテル・カリフォルニア」のカバーですからね。ちょっとレゲエっぽいアレンジになっています。
18は、BEAT CRUSADERSが2005年に出したカバーアルバムより。以前、このアルバムから「希望の轍」を紹介したことがありましたが、今回はハワード・ジョーンズの1983年のヒット曲を。ハワード・ジョーンズと言えば、80年代に大活躍した人ですが、私はセカンドアルバムをレコードで買いました(たしか直輸入盤)。
19は、シンディ・ローパーの超有名な曲を、バービーボーイズの杏子がカバーしたもの。1999年発売のアルバム「taking a trip down MEMORY LANE」に収録されていました。
