Cyndi Lauper の "Girls Just Wanna Have Fun"=英語教材のお話(その81)

Cyndi Lauper の "Girls Just Want To Have Fun"という歌で英語教師として言いたいこと

 英語的に言いたいことは、a girlでもなく、the girlでもなく、無冠詞の、かつ複数形の girls を使うことで、「女の子」ってのはねと、一般化していることです。無冠詞の名詞の複数形は、イメージ的に一般化にうってつけです。
 それから、fun を無冠詞で使っていることです。
 これで、女の子ってね、ただ楽しみたいのよ("Girls Just Want To Have Fun" )、という意味になります。

girls を we でなく they で受ける

 さらに、"And girls, they wanna have fun" というように、girls を we でなく they で受けているところ。これは、weではないので、自分を含めず、いわば突き放して、さらに客観的な一般化を図っているところが見て取れます。

Girls Just Want To Have Fun 

 ちょっと訳してみました。

朝帰りをすると
母さんが言うの「あんた、いつになったらまともに生きるの」
でも母さん、私たちってそんなに恵まれてるほうじゃないのよ

真夜中に電話が鳴って父さんが怒鳴るの
「おまえ、自分の人生をどうするつもりなんだ」
ああ父さん、わかってる?、父さんはいつでも一番よ

女の子たちは楽しみたいだけなの
仕事が終われば
女の子たちは楽しみたいの
女の子たちは楽しみたいの

男の子たちはきれいな女の子を奪って
おとなしく箱に入れたがる
でも私はお日様の下を自由に歩きたいのよ

リョウさん拙訳

1980年代のフェミニズム賛歌

 この歌は、シンディ・ローパーのデビューシングルで、1984年のヒット曲です。

 男性目線のもともとの歌詞をシンディ・ローパーが女性目線のものに書き変えたといいます。
 60年代・70年代に始まった女性解放運動は、1980年代、女性達はまだ男女平等で葛藤を抱え、停滞感すら感じられていました。
 シンディ・ローパーの "Girls Just Want To Have Fun" は、ポップスではありますが、1980年代のフェミニズムのアンサムのような歌と言えます。

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