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真冬に秋田青森県境を歩いて越えてみた【東北ひとりたびpart2】

↓前回の記事はこちら↓


前回花巻空港に到着。盛岡市を中心に岩手を満喫?しました。
今回はその次の日からです。

全体通して旅行3日目。
今回の目標はタイトルにある通り秋田から青森まで歩く、それだけ。

…なぜ歩くのか?

この私、この旅行の時点で青森、秋田以外の45都道府県に到達していました。
で、前回の部分で秋田県に初上陸。残すは青森を残すのみとなりました。

普通なら電車なりレンタカーなりで最後の県境を越えるのが無難でしょう。
でも~それではつまらないよね?
ということで今回歩くことにしました。(?)

いやね、ちゃんというなら。昔テレビでよく旅番組見てるときに県境とかをジャンプしたり、歩いたりして超えてるシーンとかを見ました。
それを見た幼い頃の私は「いつか最後の都道県に入るときはこれやろう!」と胸に秘めていたわけです。まさか大学生中にその密かな願いが叶うとは。


秋田から青森、歩くとなると?

さて、秋田から青森まで徒歩で抜けるとすると多分4つくらい現実的なルートがあります。(登山道とかは抜き)

①国道101号線ルート(日本海の海沿い)
②国道7号線ルート(大館から大鰐・弘前へ)
③国道282号線ルート(小坂から大鰐・弘前へ)
④十和田湖畔ルート

今回は②から行きます。番号見てもらえたらわかる通り一番大きな道だし、いくら歩くと息巻いてもできるだけ歩く距離は減らしたいです。
その点②国道7号は県境ギリギリまで電車なりバスなりが走ってますし、県境に道の駅と温泉があるので観光もできます。真冬の雪道に対してこれは大きいです。

①③は公共交通で行けるところから県境までの距離が長く、1日を使い果たしそうな勢いで挑む必要があります。

④は県境周辺が集落・観光地になっていて、峠を越えなくても県境越えが出来ることは他にないメリット。ただ秋田側から青森を経由せず十和田湖方面に出る手段がありません。そもそも青森からのバスもそんなにありません。

ということでこの記事をみて秋田青森県境を歩かれる方(いないと思う)、もし歩くなら個人的に②がダントツでおススメです。
…あ。もちろん時期選べるなら冬はやめましょう。()


鹿角花輪→大館

回り道、のち寄り道

ということで秋田県の鹿角市、鹿角花輪から青森県を目指します。
花輪線で大館まで向かいたい所でですが、呑気に冬眠かましているせい大雪で運休していてで動かないので路線バスで向かいます。

花輪線戦闘不能、代打の秋北バス

並走して走るので多分花輪線に乗っていても同じ景色を見れていたのかなとは思いますが、朝方の雪景色はやっぱりきれい。

…肝心の写真を撮ってないんだけどね。

雪国はつづく

本当は終点の大館駅まで行くつもりではありましたが、ここで途中下車。
なんでも昨日鹿角に泊まった際に知ったのですがこの日は大館で大きなお祭りがあるみたい。
1時間くらい時間あって暇なのでお祭り会場を覗いてから歩いて大館駅まで向かうことにしました。

野生のお祭り ハッケン!

この日やっていたのは「アメッコ市」。
会場には白やピンクの「あめっこ」を枝に刺した「枝アメ」や、風邪をひかないと言われる縁起物の飴を売る屋台が並びます。
山の神がアメを買いに来る伝説の「白ひげ大神」の巡行も名物です。(見てないけど)

2026年は2日間の開催で69000人程度(推計)の来場があったそうです。
…なんかおもったよりすごく規模多くない?

そんなお祭りですが、見ての通りガラガラです。
これは主催者が悪いわけではありません。そう、早いんです。時間が。

なんだかんだまだ朝の8時です。そりゃやってませんよ。
アメもまだ売ってなかったです。残念。

辛うじて枝アメを拝むことに成功

時間に余裕があるといえど相手は残雪やアイスバーンだらけで歩きにくそうだし、おまけにお祭りもまだ全然空いてないので会場からはそそくさと退散して駅へ向かいます。

雪げしき、さいこー。

ということで大館駅到着。昔ながらの古い駅舎をイメージしていたのでいい意味で裏切られました。

中の写真は撮っていませんが、中にあるコンビニでアメッコが売ってました。これはラッキー♪ よく見てみるとあんこ、抹茶、イチゴ、チョコ、ブドウ… いや待て、めっちゃバリエーション豊富…
凡庸な頭では全部覚えていませんが、コンビニですら20種類くらい置いていたので会場では一体どれだけのバリエーションがあるのか…

とりあえずあんこと、近くで喋ってた地元民グループがおいしいと言っていたきな粉を買ってみました。何円か忘れたけどお土産として考えるなら破格の値段。後で食べたら素朴な味でおいしかった。


大館→青森県境

いよいよチャレンジ峠越え

おまたせしました。大館でだらだらしてましたがいよいよ向かいます。

ホントは県境の矢立峠の手前100m、道の駅やたて峠までバスが運行されているので大館駅から向かう… でしたが、先週の大雪で除雪作業が間に合っておらず、途中の集落までの運行で終点までは運休。あちゃ…

ということでルート2。大館駅から県境手前の陣場駅まで電車で向かい、そこから徒歩で県境へ。
これだと登り道を2キロ程度歩く必要性が出てきます。そう、本来の計画だとがっつり歩く気がなかったんです。せいぜい歩いて200メートルくらい。

しかし夢と希望を背負ってるので背に腹は代えられません。
想定の範囲内なので、ここはおとなしく歩きましょう。

これ弘前行きだから乗ってれば勝手に青森県なんだけどなぁ
電車「ほな一足先に青森いくで!ほな!」(謎関西弁)
山深さは積雪で分かるね

10分かからずに陣場駅まで到着。駅前の道は真っ白です。これはなるほど路線バスはこれなさそう。やっぱり歩くしかないね。

駅前の国道7号

国道まで出るとさすがは一桁国道。車道の雪がきれいさっぱりありません。
歩道には残ってますが許容できる範囲。まあ駅の近くですし集落があるので除雪されてないと困るかも。

まっしろー

ずーっと国道沿いだと歩道があったりなかったりするので、ないところは可能な限り集落内の道を進んでいきます。ご覧の通り真っ白でございます。

先程運休していると書いたバスは本来ここを通っているみたいですが、さすがにこれだとバスの運行って難しいんだな…と実感できます。
当然自分が運転するなら極力したくない。100万貰ってもしたくない。

歩き始めて20分くらい。県境手前の道の駅まで2キロの看板。
集落も終わりを告げて、ここからは車に十分注意しながら国道沿いに登っていきます。

ちなみにこの時の装備についてですが、普通の靴では危ないと判断するのは当然でございまして、スノーブーツに装着式のスパイクという山でも登るのかという足元装備で挑んでます。

ただ、歩いてみて感じたのはここまでの装備はこの日に限ればいらなかったかも。除雪が比較的進んでいない路側帯・歩道は雪が締め固められていないので思ったより滑りません。もっと言うとこの日は晴れていてかつ気温も10度に迫る勢いで高かったので路面凍結もなかったです。(本当に2月中旬?)
お天気に恵まれたね。

なので、気温低かったり、天気悪い日は登り斜面の路面凍結怖すぎるのでなにかしらの滑り対策は必須です。あと確実に雪の中に突っ込むのでスキーしに行くくらいの勢いで防雪対策必須です。

…一番大切なのは、この時期に歩かないことかもしれない。

本当だったら、左側に歩道があります。 …どこ?

このような道をしばらく進んでいきます。本当だったら左側の雪が積もっている部分にまあまあな歩道があります。が、今は除雪がされていません。
当然です。歩く人なんていません。今日はいるけどね。

仕方ないので右側の路側帯を歩きます。幅は2メートルほどでしょうか。案外と余裕があります。

しばらく進んで、道の駅まで300mとの看板。
このあたりになると路側帯の幅も先ほどに比べると狭いです。
人一人なら問題なく歩ける幅はありましたが、雪に突っ込む深さも増してくるので歩くスピードはガクッと落ちます。 あと暑い…! ホントに冬か…?

オアシスがみえてきたぞー

なんとか最後の力でもないけど力を振り絞って歩くと道の駅が見えてきました。相変わらずすごい雪の量。車を見て反対側にわたります。

道の駅なので日帰り温泉があったりレストランがあり今からでもゆっくりしたいものですが… この場所は県境ではありません。もう少し北に来た所に県境の看板があります。もうすぐなのでもう少し歩きます。

おお!!きたぞ!!

すぐに「青森県 平川市」の看板を発見しました。
ここから先は青森県…!
私、最後の未開の地?が目の前に広がっています。

なんだかんだ県境を歩いて越える事ってないよねー …とか書いてみたはいいものの、思い返したら半年前に三重和歌山県境歩いて越えたので実はよくあることかも?(多分ない)

あおもり!!!

ということで無事歩いて真冬の県境越えを達成!!

なんとか大学在学中に47都道府県制覇することに成功しました。
素直にうれしいです。見えないものかもしれませんが、不思議な達成感に包まれます。電車や車であっさりと超える方が楽だし、コスパは良いです。でも歩いて、それも険しい道を進んで県境を越えるというのは良い体験だなと思います。

まあ…この時期にはもうやらないかな…(つかれた)

自分の足跡が後ろに残ってるのエモい

しばらく余韻に浸って、写真を撮って満足したので帰ります。
本当だったらそのまま青森側に抜けていった方が県境越えって感じがするのでそうしたいのは山々()ですが、最寄りの津軽湯の沢駅は冬季運休でその次の碇ヶ関駅まで向かうとすると行き以上に長い距離を歩かされます。

かといって来た道を徒歩で引き返すのもちょい危険。だって最初はここまでバスで来ようとしてたんだから。体力があっても、行きに登ってきたからといっても、ちょっとどうかな...と思ったので帰りはタクシーを使うことにしました。

これが電話しても全然タクシー捕まらない。原因は冒頭で紹介していたアメッコ市です。これのせいで市街地からタクシーが出てこれないみたいで。
後ろの行程に余裕はあったので多少待っても大丈夫とお願いした所電話してから1時間くらいでタクシーが来てくれました。感謝。

この間に温泉も入れました。人生初の雪見風呂でした。お風呂や温泉は40度くらいでも熱いと思うほど基本ぬる湯が好きなタイプなので基本温泉で長居はしませんが、ここは外気が涼しいので猫舌ならぬ猫肌?の私でも比較的楽しめるいいお風呂でした。


おわりに

ということで真冬の矢立峠を徒歩で歩いてみる、でした。
距離的にはそこまでないのである程度の運動量があれば誰でもいけるかもしれませんが、冬は積雪もあるし、今回は恵まれたけど悪天候必至だし、それなりの覚悟と対策を講じていくことの大切さを身に染みて痛感。

まあ~~~特段の理由なければ夏に歩きましょう。うん、それがいいよ。
私みたいに冬に歩く理由があるなら…まあがんばってください。陰ながらこの記事上で応援してます。


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最後まで読んでいただきありがとうございました。


えだまめ


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